マラソン
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■チョン・ユンチョル(製作・脚本)

 1971年生まれ。97年、漢陽大学演劇映画学科卒業。同年、短編映画「記念撮影」を監督し、第4回ソウル短編映画祭の作品賞、シネマテーク賞に輝く。99年に龍仁大学映画課大学院卒業。00年の短編「冬眠」がクレルモン=フェラン国際短編映画祭(フランス)コンペティションに出品されたほか、シンヨン映画祭(韓国)監督賞に輝いた。01年にはオーストラリア国立映画学校の編集課程を履修。02年には『THREE/臨死』の「メモリーズ」(キム・ジウン)の編集を担当した。長編監督デビュー作となった本作『マラソン』(05)について、「魂から滲み出る真実の感動を伝えたかった」と語るユンチョルは、この物語のモデルとなったペ・ヒョンジンさんとともに1年間、マラソンを走った。その実感によって生み出された真実の感動、普遍的でありながらも新鮮な物語、そしてディテールが際立つ繊細な監督ぶりが高く評価され、韓国で500万人以上の観客を動員する大ヒットを記録。また05年の黄金撮影賞新人監督賞を受賞するなど、今最も将来が期待される若手監督になった。


■クォン・ヒョクジュン(撮影)

 ポーランド国立映画学校卒業。2001年にムン・スンウク監督の『バタフライ』の撮影を手がけ、登場人物の感情を映像に込めることに優れた撮影監督と評される。02年の『密愛』(ビョン・ヨンジュ)では、人物の繊細な情感を眩惑的な美しさで捉らえる一方、光と風に揺れる自然の風光を一幅の油絵のように収めた映像美を披露した。本作『マラソン』(05/チョン・ユンチョル)では、感情の表現が不自由な自閉症の青年チョウォンの情緒を、映像を通して伝えることに焦点を合わせ、とりわけ、走るときの生命力溢れるキャメラアングルと、燦燦と降り注ぐ陽射し、身体全体を駆け抜ける風、指先で感じる木の葉の感触などを映像に収め、新たな映像表現を展開させた。


■イ・グナ(美術)

 1996年、弘益美術大学絵画科、絵画専攻卒業。97年にイ・グァンモ監督の『スプリング・イン・ホームタウン』でデビューして以来、『8月のクリスマス』(97/ホ・ジノ)『シュリ』(98/カン・ジェギュ)『密愛』(02/ビョン・ヨンジュ)などを手がける韓国映画界屈指の美術監督のひとり。本作『マラソン』(05/チョン・ユンチョル)では、清らかで無垢なチョウォンが愛した暖かい自然空間と、彼が暮らす冷たい都市との相反するイメージを対比させ、劇的な効果を生み出した。また、マラソンのシーンでは、実際の大会を彷彿させる規模とディテールで、臨場感あふれる雰囲気を再現することに成功を収めた。そのほかの主な作品に、『彼女を信じないでください』(03/ぺ・ヒョンジュン)『花咲く春が来れば』(04/リュ・ジャンハ)など。


■キム・ジュンソン(音楽)


 1995年、ソウル大学作曲科卒業。中央コンクールで1位に入賞し、注目された実力派で、作曲と演奏を並行して活動し、『殺人の追憶』の原案となった舞台「私に会いにきて」(96)のほか、「ファウスト」(99)「クルソブル」(02)「時計が止まったある日」(04)などの演劇音楽を担当する一方、映画ではいずれも短編で、「ある見知らぬ人々」(96)「ガラスの天井」(98)「子守り歌」(98)「お母さん」(02)、舞踊劇「金の砂」など多分野で活躍。01年のドキュメンタリー『空色の故郷』(キム・ソヨン)を経て、初の長編劇映画となった本作『マラソン』(05/チョン・ユンチョル)ではプロダクション初期から監督やスタッフと合流し、脚本を分析研究、暇を見つけては撮影現場を訪れた。

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