|
原作:藤田宜永(ふじた・よしなが)
1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退後、渡仏、エール・フランスに勤務。'80年帰国後、執筆活動に入り、「野望のラビリンス」(86)で作家デビュー。「鋼鉄の騎士」(95)で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞特別賞、「巴里からの遺言」(96)で日本冒険小説協会大賞(短編部門)受賞。「樹下の想い」(97)などで恋愛小説にも新境地をひらき、「求愛」(99)で島清恋愛文学賞、「愛の領分」(01)で直木賞受賞。ほか著書多数。夫人は直木賞作家の小池真理子。
[ Comment ]
原作を読んだ若松監督と松雪泰子さんの情熱が、この映画を作ったといっても過言ではありません。撮影中、関係者全員が大いに盛り上がったと聞いています。そういう作品は絶対皆さんを喜ばせるはずです。
監督:若松節朗(わかまつ・せつろう)
1949年秋田県生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。共同テレビジョン所属のテレビドラマ演出家・映画監督。松嶋菜々子主演の「やまとなでしこ」(00)、5夜連続ドラマ「弟」(04)、「熟年離婚」(05)などの高視聴率番組を手掛け、織田裕二主演『ホワイトアウト』(00)では上映第1週目で興行成績1位という空前のヒットを記録した。ほか、テレビドラマなど多数。
[ Comment ]
本作の原作は、私が日頃から心を痛めていた親子関係の希薄さから生じる痛ましい事件や問題について真摯に受け止めており、映画監督の話をもらったときに運命的なものを感じ二つ返事で引き受けることにしました。また、主演の松雪泰子さんは母でもなく恋人でもない女の匂いを出す演技を見事にしてくれました。この作品の映画化を手掛けることができたことを誇りに思っています。
脚本:神山由美子
1958年、東京都生まれ。「悪女(わる)」(92)、「いちご白書」(93)、「じゃじゃ馬ならし」(93)、「オンリー・ユー〜愛されて〜」(96)、「天うらら」(98)、「ファイティングガール」(01)、「初/体/験」(02)、「黒革の手帖」(05)、「女の一代記」(05)など、数々のTVドラマの脚本を手がける。近年の映画作品に『アジアンタムブルー』(06)がある。
音楽監督:S.E.N.S.
勝木ゆかり(1956年福岡県出身)、深浦昭彦(1959年熊本県出身)の2人からなるユニット。1988年結成以来、風や波の音と同じ種類の音楽を創り続ける。音楽を担当した『悲情城市』(89)がベネチア国際映画祭グランプリを受賞。アジア・ヨーロッパ諸国でもアルバムがリリースされ、世界で反響を呼んでいる。アルバム「透明な音楽」(01)で日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。
「あすなろ白書」(93)、「神様もう少しだけ」(98)など数々のヒットドラマの音楽も手掛ける。11月22日には、本作メインテーマ「Way Out」や、ドラマ「役者魂!」のメインテーマが収録されたアルバム「休み時間」がリリースされる。
|