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第2回 豊臣秀吉 賤ヶ岳の戦いに隠された"初恋コンプレックス"

1537年、尾張の国の農家に生まれた豊臣秀吉。時はまさに下克上の戦国時代。秀吉は、その如才と持ち前の明るさで「一国一城の主」を目指した。
様々な職を転々としながら戦国の世を生きる知恵を身につけていった秀吉に転機が訪れたのは、18歳の時だった。天下の武将・織田信長と出会い、草履取りとなったのである。その機転とユーモアで信長に可愛がられた秀吉は、今川義元を討った桶狭間の戦いに足軽として参戦する。25歳で後の北政所、ねねと結婚。その後も美濃攻めで功を立て、信長の家臣団に取り立てられる。さらに墨俣城を一夜で建てたり、信長の唯一の負け戦であった姉川の戦いでは命を顧みずしんがりを務めたりして、信頼を勝ち得ていく。
秀吉45歳。主君信長の天下統一の夢は、もうそこまで来ていた。しかし、秀吉が中国地方で毛利氏を攻めていたその時、信じられない知らせが届く。
世に言う「本能寺の変」、信長が本能寺で家臣の明智光秀に討たれたのである。秀吉が主君の仇を討った山崎の戦いから2週間後、居城清洲城に集まった家臣団たちは、信長の後継者を決める重要な会議を開く。第1の家臣であった柴田勝家は、信長の三男・信孝を推す。これは年齢、人物をみても正統な選択に思えたが、仇討ちを果たし、家臣団のナンバー3に上り詰めていた秀吉は、長男・故信忠の息子で、まだ3歳の秀信を推すのである。多数決で秀吉は勝利、これは秀吉の根回しによるものだったといわれている。
この結果に納得出来ない勝家は秀吉と対立し、覇権を争う天下分け目の戦いとなった「賤ヶ岳の戦い」へとなだれ込んでいく。秀吉は勝家を自刃に追いやり、これが天下取りへの第一歩となった。
だが、この偉業の影には大いなるトホホが隠されていた!それは、サルと呼ばれ、容姿には恵まれなかった秀吉の"初恋"。その相手は、信長の妹で、かつて浅井長政に嫁ぎ、この時、勝家の妻であったお市の方。秀吉は、なんと最後までこの女性を手に入れようとしていたのである。戦いに勝利した秀吉はお市の方を救い出そうとするが、彼女は勝家とともに自刃していた・・・。
天下を手中に入れたが初恋の人を死に追いやってしまった秀吉は、戦国一の美女ともいわれたお市の方への思いを、彼女の面影を最も持つ娘・茶々(後の淀殿)を側室に迎え入れることで解消しようとする。秀吉の心の傷は、淀殿とその間に生まれた秀頼に結晶する。
 しかし、秀頼が3歳の時、秀吉はこの世を去る。正妻ねねは、淀殿への対抗心から徳川方に寝返り、関ヶ原の戦いでは、ねねが息子のように可愛がっていた小早川秀秋の裏切りにより徳川方が勝利を収める。まさに、秀吉の天下への野望が、女性の執念によって潰された形となったのであった・・・。
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