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第11回 トーマス・エジソン

 1847年2月11日、トーマス・エジソンはアメリカのオハイオ州に生まれた。子どもの頃から好奇心旺盛だったエジソンは、ある時は、なぜ卵がヒナになるか疑問に思い、アヒルの卵を一晩中自分で温めてみるような少年だった。しかし、学校の教師からはヘリクツばかりで嫌われ、付いたあだ名は「腐った脳みそ」。3ヵ月で小学校を退学することとなる。だが、その結果、彼は母親の元で型にはまらない個性を伸ばすことになる。



 21歳の時、電信技師として働いていたエジソンは、議会で使う「自動投票記録機」を発明して、最初の特許をとる。幼い頃の事故の影響で、耳がほとんど聞こえなくなっていた彼は、そのことをバネとして発明に没頭していく。

 そんなエジソンのトホホは、彼の最大の発明「白熱電球」を作ったことに始まった!電球の光を放つ部分、フィラメントに日本の京都の竹が最適であることを見つけ出し、32歳の時に、ついに「白熱電球」を発明する。


 これを世界中で大々的に売り出し、莫大な利益を得ようとするが、そこでとんでもないことに気がつく。一般家庭には電気が通っていなかったのだ・・・。これくらいでへこたれないエジソンは、大量に電気を作り、各家庭に配ることを思いつき、水力発電用のダムを造ろうとするが、強い建築材料がなかったため、今度はコンクリートを発明する。ところが、ダムから一般家庭に電気を運ぶための絶縁体がない。するとエジソンは、天然ゴムが最適であることを発見、ゴムで導線を包んだ現在の電線を発明する。ようやく電気と電球で大もうけをしようとした矢先に、あまりにトホホな展開が!


 昔エジソンの会社で働いていたニコラ・テスラという男が、「エジソンの"直流電気"は長距離の送電に向いていない。自分の"交流電気"の方こそ最適」と言い始めた。彼はある事件以来、エジソンにずっと恨みを抱いており、積年の恨みをはらすチャンスを窺っていたのである。怒ったエジソンが応酬するものの、結局採用されたのはテスラ"交流電気"。あれだけ苦労したのに、エジソンはまさに鳶に油揚げをさらわれるように儲け口を失ってしまったのである。

 さらに、電気の普及でテスラとエジソンにノーベル賞同時受賞が検討されたが、テスラがエジソンと同時受賞することを拒否したため、エジソンはノーベル賞までも取り損なってしまった・・・。
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テレビ東京