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第31回 源 義経

 平安時代末期の1159年、後に「軍神」と呼ばれるヒーローが誕生した。幼名・牛若丸、後の源義経である。この頃、義経の父・源義朝率いる「源氏」と、平清盛率いる「平家」は朝廷内での出世をめぐり、激しく対立していた。後に源平両氏は京都で激突。「平治の乱」と呼ばれたこの戦いで、源氏は平家に敗れ、父は斬殺。兄の頼朝は流刑となる。そして幼い義経にも危機が迫る。
 義経の母・常盤御前は子どもたちを連れて逃亡したものの、敵方・平家に自首。平清盛に見初められ、子どもの命を救う代わりに清盛の愛人となる。しかし、常盤御前が清盛との間に子どもを授かったことで、義経の居場所はなくなってしまう。
 1169年、10歳の義経は京都の鞍馬寺に預けられ、ひょんなことから自分が源氏の血を引く者だと知る。僧侶の修行から一転、武者修行に打ち込むようになった義経は平家討伐を誓い、15歳で鞍馬寺を抜け出して、元服する。武蔵坊弁慶を家臣にしたのもこの頃である。
 そして20歳の義経に転機が訪れる。流刑されていた兄・頼朝が平家討伐の兵を挙げたのである。これを聞いた義経は、戦いに参加するため静岡へと向かう。20年来生き別れになっていた兄と涙の対面を果たした義経は、平家打倒を誓い合う。この時、幼くして父を失い、敵方の愛人となった母にも見捨てられた義経に、血の分けた兄のために尽くすという一途な思いが湧き起こった。
 だが、この義経の少年のような心が、神懸かり的な軍事センスを持ったヒーローを歴史の表舞台から消してしまうことになる・・・・・・。

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