今回のハテナ
> 平成17年1月30日放送分 「なぜ子どもが少なくなったの?」
(罫線)
今回のねらい
年々減少傾向にある出生率により、少子化が深刻化しています。
少子化が進むと、一体どんな事が危惧されるのでしょうか? また、少子化問題はとかく女性の社会進出と結び付けて考えられがちですが、果たしてそれだけが原因でしょうか? なぜ、今の女性達、男性達は子どもを作らないのか?なぜ一人っ子の家が急増しているのか?その背景には子どもを生みにくい社会があるのでは・・・・
番組では、今どき「子育て」に対する理想や、現実とのギャップから来る悩み、母親を取り巻く環境に注目し、少子化の現状を探ります。
子育てに関わる方々のリアルな目線から、少子化の進む社会を考えます。
今回のねらい
企画のポイント
どうして子どもが減ったのか?子育ての現場から徹底的に検証します。
体験して初めてわかるお母さんの悩み!そこには子育ての意外な実情が。
少子化時代の子育て事情にトコトン迫ります!
企画のポイント
▼女性は子どもを欲しくない?
近年の女性は子どもが欲しくなくなったのではないか。という世論がありますが、本当でしょうか。20代30代の女性に、理想の子どもの数を聞いたところ、もっとも多かったのが2人。つづいて3人。いらないと答えた方は、わずか1.6%というデーターがあります。実は女性は子どもが欲しいのに、産めていないという現状だったのです! 今回のねらい
▼女性の社会進出だけが少子化の原因?
2003年。出生率が過去最低(1.29)となり、少子化が進んでいます。
その大きな原因は、女性の社会進出にあるといわれますが・・・
子どもがいる家庭を比べると、働く女性の方が多く子どもを育てていることがわかります。働く母親よりも、専業主婦の方がむしろ産みにくい状況にあるのでしょうか?
女性の社会進出だけでなく、専業主婦の家庭にも少子化につながる事情があるようです。
企画のポイント
●専業主婦をサポート!
専業主婦は、働く女性と違い、四六時中子どもと向き合わなければならず、逃げ場がありません。周りに手助けをしてくれる人がいるケースは少なく、孤立してしまいがちだといいます。
自治体や行政が行う子育て支援は、保育園を筆頭に働きながら子育てをする人優先ものが多いのが現状です。子育てサロンや広場など、専業主婦に向けての支援も増えたものの、お母さんお父さんが一緒に過ごすようになっていたり。働く人のように、子どもと分離して考えられているものなかなか難しい様です。

ファミリーポートセンターを御存じですか?厚生労働省の取り組みで、各市町村が運営する支援です。これは介護や子育てを地元の一般の人が低賃金でサポートしてくれるというもの。鎌倉市ファミリーサポートセンターは、働く人への子育て支援はもちろん、専業主婦の子育て支援もおこなっています。

今回のねらい
■ いまだかつてないトライ:クワバタオハラがいまだかつてない実験や体験などにチャレンジするコーナー
いまだかつてないトライ いまだかつてないトライ いまだかつてないトライ そこで今回はクワバタオハラが鎌倉市ファミリーサポートセンターで、子育て支援にトライしました!子どもが苦手なオハラがベテラン支援会員(ファミリーサポートセンターに登録している一般の方)さんの御自宅で一日赤ちゃんを預かります。クワバタは一年ぶりに赤ちゃんと離れ自分の時間を過ごす依頼会員のお母さんと、リフレッシュのお出かけに。
○ どうなる子育て初トライ
まず赤ちゃんを預けられるか預かれるか、実際に預ける前に事前打ち合わせをします。
オハラ始めて赤ちゃんをだっこしますが・・・上手にできません。どうなることやら。
赤ちゃんと過ごした経験のないオハラは、突然泣き出す赤ちゃんにオロオロ。おしめが濡れていることに気付きませんでした。おむつを代えてあげるとすっかり泣き止む赤ちゃんにオハラは「言ってよう。ごめんね」経験がないと解らないことが多く、うろたえてしまうんですね。子育ては女性だからといって誰にでもできるわけではありません。知識と技術が必要なんですぞ。

さて、一日子育ての中でオハラが体験したもののうち、一番厄介だったのが、ベビーカーでお出かけしたときの街の段差。普段何気なく歩いていますが、車輪の小さなベビーカーだと少しの段差でも大変なんです。ましてや階段しかない所ではもうどうしたらよいのやら・・・。
赤ちゃんとのお出かけは、ちょっとそこまでであろうと、何があるかわからないので、おしめはもちろんタオルやちょっとしたお菓子、着替えまでの大荷物。これをお母さん一人でこなすんですから大変なのは言うまでもありません。
大変大変のオンパレードの子育て。だけどさっきまで泣いていてもふと次の瞬間には愛らしい笑顔を見せてくれる赤ちゃん、日々の成長が楽しみな赤ちゃん。やっぱり赤ちゃんは大変でもそれ以上に大切な宝物ですね。

○ママさんは大変です
お出かけしたクワバタとお母さん。お母さんの本音を聞いてみると・・・
子育て中はどうしても自分の時間がとれず一人でお出かけもできない。美容院にも1年近くいっていないとか。今日は美容院にもいって綺麗になっちゃいましょう!でも、お洒落がしたくても、赤ちゃんが飲み込んでしまうといけないからイヤリングやブローチなどのアクセサリーはできないし、ハイヒールもなかなかはけません。洋服だって動きやすく汚れにくい服を選びます。流行りのファーは、赤ちゃんがむしったりしてしまうので着られないとか・・・。新しい洋服を買いにいくのも一苦労で、ついつい行かずに終わってしまいます。
 外食するにしても、ベビーカーが場所をとってしまうことや、赤ちゃんが泣き出したり騒ぎだしたりする事が迷惑ではと気にかけ、赤ちゃんに食事をさせて自分は冷めてしまったご飯を食べなければならなかったり、事情はつきません。
 時々でいいから、そんな大変なお母さんに自由な時間を作ってあげられたらいいですね。ほんの少しのことでお母さんはリフレッシュしてまた元気に子育てができるんですから。そのためには、周囲の子育てへの理解がもっと必要なんです。

▼ まとめ
現代の子育ては、昔以上に大変です。現代日本は子育てをしやすい環境であるとは言いにくく、街も人も、子育て中の親にはバリアーだらけ。そうした環境が、子どもを産もうという気持ちを阻んでしまっているのではないでしょうか。子育てしにくい=産みにくい環境と言えるのでしょう。街の構造がすぐに変わることはできないかもしれませんが、人は明日にでもすぐに変われます。ちょっとした気づかいや手助け、認識のもち方次第で、産みやすい社会に変わることもできるのではないでしょうか。しかし、様々な要素が入り交じる現代においてそれがなかなか難しいのも確かです。

■ 高橋道場:テーマに即した研究材料をもとに高橋さんがハテナを極めるコーナー
子育ての技術としてガラガラで赤ちゃんを喜ばせようと、高橋さんとクワバタがガラガラ対決をしました!ガラガラのこつは、「赤ちゃんの視界のなかでゆっくりふること」
ちょっとのことを知るだけで、子育てがどんどん楽しくなりますね。
ゲストコメンテーター
武田信子(武蔵大学人文学部助教授)
心理カウンセラーを経て、子どもが育つ環境について研究している
著書に「社会で子どもを育てる」等
(罫線)
もどる