今回のハテナ
> 平成17年2月6日放送分 「80歳になったら?」
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今回のねらい
2007年から2009年にかけて、第1次ベビーブームにあたる団塊の世代が60歳になり、日本は確実に「超・高齢化時代」を迎える。
そんな中、現在、80.6%の人が、「自分の高齢期の生活に不安を感じる」(平成16年度、内閣府調査)と答えている。そこで今回は、より良い老年期を過ごすにはいったいどうしたら良いのか、トコトンハテナ!
今回のねらい
企画のポイント
● 「老年学」とは?
老年学とは、『高齢化社会をめぐる諸問題を把握し、対処していくための学問』。約8割の人が高齢期の生活に不安を覚えるのには、年を取ることにネガディブなイメージがあるから。このような偏見をなくすために確立されたのが「老年学」。

● 「お年寄り」のイメージは作られている?
さて、皆さんは「お年寄り」と聞いて、どんなイメージを抱きますか?
番組のレポーターであるクワバタオハラは「地味な服装をしている」と答え、80歳になるための洋服を買いに巣鴨に出かけた。しかし、ゲストの桜美林大学大学院・長田久雄教授(老年心理学)は、そうした行動に出た彼女たちに「果たして本当にそう(=地味)だろうか?」と疑問を投げかける。そこで、実際のお年寄りを訪ねてみた。
‥すると!?

企画のポイント
● 「老いて尚、老け込まず」
クワバタオハラが訪ねた「コンピューターおばあちゃんの会」は、主に70代〜90代のお年寄り約200名で結成された会。週に1回、世田谷にある大川加世子さんのご自宅でパソコンサロンが開かれている。
「お年寄りというとパソコンで(メールを)打つより手紙の方が良いのでは?」というクワバタの問いに、代表の大川さん(74歳)は、「(老化で)手が震えだしているのに、わざわざ手紙をポストに投函していたら2.3日かかっちゃう。パソコンだと5.6秒ついてしまうのだからパソコンの方が良い!」と言い切る。また、「年を重ねて良かったことは?」というオハラの質問に対し、「気持ちが(若い頃に比べて)自由になった。昔は人を羨んでばかりいたけど、今は、人は人自分は自分だと思う!」との答えが。お年寄りとて一人の人間、決して一様なイメージではくくれないみたい。
今回のねらい
■ いまだかつてないトライ:クワバタオハラがいまだかつてない実験や体験などにチャレンジするコーナー
いまだかつてないトライ いまだかつてないトライ いまだかつてないトライ ● 80歳になってみよう!
顔にシワを寄せる特殊メイクに、老化による筋肉の低下を体験できる「高齢者体験セット」を身に着けて、クワバタオハラの2人が街中へ出かける。
クワバタは東京・湯島の「湯島天神」へ。地下鉄の階段や、神社に続く階段に四苦八苦。ようやく神社に着いたものの、お賽銭をしようとリュックに入れていた財布を出すのにまたまた四苦八苦。普段できることが全く出来ないことに、徐々に自信を失ってきたクワバタ。
一方、相方のオハラは、初っ端からイライラモードが炸裂!まず、財布から小銭が出せない、道行く人に道を聞こうと声をかけても誰も相手にしてくれない、足腰が曲がりっぱなしなので、とにかく体中が重くて痛い‥。ようやく蕎麦屋で休憩するも、頼んだソバがうまく食べられず、イライラは頂点へ!

この2人の言動を見て、ゲストの長田久雄教授(老年学)は、年を取ると寂しくなってこれまでの自分の人生や在り方を否定してしまう「自責型」と、それまで当たり前に出来ていたことが出来なくなったことに苛立ち怒りが外に向く「憤慨型」があることを解説。どうやら老年期には、それまでの自分の生き方が集約して現れるようだ。
■ 高橋道場:テーマに即した研究材料をもとに高橋さんがハテナを極めるコーナー
ベテラン俳優・高橋英樹が、80歳を演じる。ポイントは
(1)声はゆっくり低くしゃがれっぽく
(2) 動きは一つ一つ確認しながらゆっくりと
さらに、高齢者体験セットをつけたらどうなる?
ゲストコメンテーター
桜美林大学大学院 長田久雄教授(国際学研究科・老年学専攻)
著書に、「間違いだらけの老人像」「パーソナリティ発達論」「高齢者のための心理療法入門」など
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