今回のハテナ
> 平成17年3月13日放送分 「外来生物って何?」
(罫線)
今回のねらい
今年6月までには施行される「外来生物法」。
中でも、ブラックバスについて、さまざまな議論がわき起こっています。
そもそも外来生物って何なのでしょうか?
ブラックバスのどこが問題なのでしょうか?
今回は、ブラックバスを中心に外来生物について考えます。
今回のねらい
企画のポイント
外来生物とは、人間の活動によって海外から入ってきた動物や植物、昆虫のこと。
日本には2000種以上の外来生物がいると言われています。
外来生物が入ることで、日本にもともと棲んでいる在来種が絶滅したり、人間の生活を脅かす恐れがあります。
外来生物の中でも、問題視されているのが、ブラックバス。今回、クワバタオハラは、琵琶湖でのブラックバスの実態を探りに出かけました。
 
●ブラックバスをめぐるさまざまな声
琵琶湖では、ブラックバスやブルーギルといった外来魚によってニゴロフナやホンモロコといった在来魚の数が減っているようです。琵琶湖で漁師を営む戸田直弘さんは、15年前に比べ、漁による収入が3分の1程度減ってしまったといいます。
滋賀県では、外来生物法が審議される前から、ブラックバス、ブルーギルの駆除に力を入れてきました。
2003年には、釣った外来魚を湖に戻す「キャッチアンドリリース」を禁止する条例を施行。
企画のポイント
また、外来魚回収ボックスを設置し、釣り人に、釣った外来魚をこの箱に入れて、処分してもらうよう呼びかけています。
クワバタオハラもバス釣りに挑戦!
クワバタ、見事、ブラックバスを釣り上げましたが、釣った魚は、外来魚回収ボックスへ・・・
こういった滋賀県の取組みに対し、釣り業界は反論。
バスの数が減ったり、バス釣りのイメージの低下することで、バス釣り客が減り、売上げが落ち込んでいるようです。
どうやらブラックバスという魚、複雑な立場に置かれているようです。
 
 
■ いまだかつてないトライ:クワバタオハラがいまだかつてない実験や体験などにチャレンジするコーナー
いまだかつてないトライ
いまだかつてないトライ
いまだかつてないトライ
ブラックバスを減らすことは、可能なのか?ということに挑戦。
ブラックバスを釣りとして楽しむ人々にとっては、釣った外来魚を湖に戻す「キャッチアンドリリース」が常識。
しかし、これでは、ブラックバスの数は減りません。
そこで、釣ったブラックバスがおいしく食べることができるのなら、釣り人は「キャッチアンドリリース」しなくなるのでは?
ということで、まずは、ブラックバス料理に挑戦しました。
お邪魔したのは、彦根プリンスホテル。
シェフの北田さんが属する滋賀県司厨士協会では、ブラックバス料理の開発に力を入れており、ブラックバスの薫製などおいしい料理を紹介しています。
ブラックバスを料理するポイントは、淡水魚独特の臭みを消すこと。
そのため、皮を丁寧にはぎ、切り身を牛乳に20〜30分ほどつけ込むのがポイントのようです。
シェフが作ったのは、ブラックバスのムニエル。香草を使い、ブラックバスとは思えない豪華な料理となりました。
そこで、オハラも挑戦。ブラックバスをフライにするようですが、切り身にカレー粉をまぶしました。臭みを消すオハラ流の工夫。
出来上がったオハラ流ブラックバスのフライ。シェフに試食していただくと、おいしいと合格点がいただけました。
こうして出来上がったブラックバス料理を持って、クワバタオハラが向かったのは・・・ブラックバス釣りを楽しむ釣り人のもと
意外にもご協力いただいた皆さん、美味しく食べていただき、まずいという方は一人もいませんでした。
しかし、食べない、釣るだけ、といった方もちらほら。
ブラックバスが美味しい魚というだけでは、この問題、解決するのは難しいようです。

■ 高橋道場:テーマに即した研究材料をもとに高橋さんがハテナを極めるコーナー
身近にいる動物が環境省の指定する特定外来生物の候補となっているかを高橋さんに当ててもらうクイズ。
第一問は、ミドリガメ。1960年代に日本に輸入されるようになり、現在では至る所に生息中。
これは、特定外来生物の指定候補ではありません。
ミドリガメによる被害の状況が明らかではないというのが理由。
第二問は、アライグマ。一見、かわいいアライグマですが、これは、指定候補。
北海道や神奈川県、大阪府では、野生化したアライグマが繁殖。農作物を食べ荒らしたり、人間を襲ったりすることもあるようです。
ゲストコメンテーター
東京海洋大学 丸山隆
(罫線)
もどる