今回のハテナ
> 平成21年3月1日放送分 「古い家 どうすればいい?」
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今回のねらい

日本の住宅のうち約4割は築30年以上の建物なのだそうだ。高度経済成長期にたくさん造られた一戸建て住宅もそろそろ傷みが出てくる時期だろう。老朽化と一口に言われるが、古い家ってどんなところにどんな問題が生じやすいものなのか。
以前、番組では「マンションの寿命はどれくらい?」を調べたが、今回は一戸建ての住宅が古くなったときの問題点を調べていく。
    


今回のねらい

企画のポイント

■いまだかつてないトライ〜古い家、どんなところが問題?〜

家の傷みやすい箇所や住み心地を損なう不具合を、建物検査のプロとチェック。
築100年のお宅では、屋内の段差やすきま風がお年寄りには厳しいことになっていた。詳しく調べると地震や風が原因と見られる柱の傾きや楔の緩みが見つかったものの、緩みを直せば大丈夫。しっかりした建物だとのこと。
問題は25年前に行った増改築部分の床下。床下に潜ってみると風呂場からの水漏れを発見。すぐに修繕が必要。また水漏れのないところでも含水率の高い支柱が見つかった。この原因の一つとして、増改築で外側の一部をコンクリートで塞いだため通気が悪くなったことが可能性として浮かんできた。放置すると腐食に繋がるおそれがあるという。


いまだかつてないトライ


いまだかつてないトライ


いまだかつてないトライ

■高橋道場〜おうちのコレは何?原因を考える〜

壁に現れるシミやカビ、いったいなぜ?写真をみてスタジオで推理。意外な原因が隠れていた。カビの原因は「結露」で、断熱材の入っていない壁の例を紹介。シミの原因は「外壁からの雨漏り」、壁内部を伝う水のせいで中の木が腐食していた例で見た。普通は自分で確かめにくいシロアリ被害も紹介。シロアリが食べた柱材は今にも崩れそうなほど。大きな地震で壊れた家には、シロアリ被害や柱の腐食が多く見られるという。


高橋道場


高橋道場


高橋道場

■耐震性はどうなっている?

東京都墨田区は地震で建物の倒壊危険の度合いが高い町が多い。元々地盤が弱く、古い木造建築が多いという事情がある。区内の昔ながらの商店街で地震対策の実態を調べた。
耐震補強をしていない古い建物の店では、「地盤が悪いから筋交いぐらいの補強ならしてもしなくても同じ」とか「壊れたら壊れたとき」いう諦めのような感想が。店の跡継ぎがいなければがんばって耐震補強する気になれないのではという声もあった。区による工事費用の助成制度ができたが、全額の助成ではないため自己負担を考えるとなおさら補強工事は簡単ではない。高齢化や不景気がこんな面でも影を落としていた。


耐震性はどうなっている?

ゲストコメンテーター

真部保良 (『日経アーキテクチュア』編集長)

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