今回のハテナ
> 平成22年2月14日放送分 「温暖化で冬の食べ物どうなってるの?」
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今回のねらい

地球温暖化、気候変動、暖冬など私たちを取り巻く環境が変化しつつある中、
冬に旬をむかえる日本の伝統的な食べ物はどんな状況にあるのか。
寒くならないとおいしくならない食べ物とはどんなものがあるのか。
気温、水温などが変化することで、食べ物にどんな影響があるのか。
このまま暖冬が続くと、冬の風物詩はどうなってしまうのか。
今回は長野県茅野市を訪れ、その現状を調査しました。


今回のねらい

■冬の伝統食「寒天(かんてん)」の今は?

長野県茅野市の風物詩「寒天」作りを取材。  150年以上前からこの地で製造される寒天は、地元に根付いた冬の伝統食です。
訪れた寒天製造業者では、以前は12月から2月の間で約2ヵ月間、寒天を製造していましたが、ここ数年は暖冬の影響なので1カ月半ほどになってしまったそうです。それでも今年は例年よりも寒い日が 多く、順調に寒天作りができているとのことでした。
クワバタオハラの二人は、寒天作りをお手伝い。そして、地元でよく食される寒天入りのご飯、お味噌汁などをご馳走になりました。


冬の伝統食「寒天(かんてん)」の今は?


冬の伝統食「寒天(かんてん)」の今は?


冬の伝統食「寒天(かんてん)」の今は?

■お漬物はどうなっているの?

「野沢菜漬け」で有名でもある長野県・茅野市で、毎年漬物を漬けているご家庭にお邪魔しました。以前は、塩だけで漬けていたそうなのですが、 今では醤油、味噌、酢、砂糖などの調味料を加えた野沢菜漬けが主流。塩分を控えめにし、味のバリエーションを増やした野沢菜漬けを多く目にしました。
そして、漬物を保管する場所にも変化が。あるお宅では、蔵で漬物を熟成させていましたが、発酵が進みすぎてしまうため、今では冷蔵庫で保存しているとのことでした。そして、あるご家庭では、漬物を裏庭などで保管していると凍結してしまい、野沢菜漬けを樽から取り出すのに一苦労だったそうですが、ここ数年はそういったこともなくなったと話してくれました。


お漬物はどうなっているの?


お漬物はどうなっているの?


お漬物はどうなっているの?

■冬野菜の出来はどうなっているの?

さいたま市にある農家をもりちえみが訪問しました。
見せて頂いたのは、「寒ちぢみホウレンソウ」と「おふくろダイコン」。
寒ちぢみホウレンソウとは、寒さを乗り切るためにホウレンソウ自身が縮み、葉を厚くし、ビタミンCと糖分を多く蓄えたホウレンソウのこと。
今年は例年よりも寒いとのことで、寒ちぢみホウレンソウの出来が良いそうです。おふくろダイコンも同じく、甘みが強く、身がしっかりしまっていておいしくできたそうです。ただ、暖かい冬のときのものと比べ、少し小ぶりで、成長が遅いので出荷時期も遅くなっているとのことでした。


冬野菜の出来はどうなっているの?


冬野菜の出来はどうなっているの?


冬野菜の出来はどうなっているの?

■高橋道場

冬の旬を味わおう!
取材で集めた寒天を使った料理、漬物、野菜を試食しました。


高橋道場


高橋道場


高橋道場


ゲストコメンテーター
永山久夫さん (食文化史研究家)
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