今回のハテナ
> 平成22年7月18日放送分 「トマトの旬、どうなっている?」
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今回のねらい

今やスーパーや八百屋に一年中あるトマト。さすがに寒い時期はハウス栽培したものと察しが付くが、旬の夏なら露地の畑で採れたものだろう、と思っている人は多いに違いない。しかし、実際のところはどうなのか。
トマトがどんな風に作られているのか、トマトの一大産地で調べてみた。


今回のねらい

■ いまだかつてないトライ 〜トマトはいつとれる?〜

6月中旬、トマト産地・栃木県宇都宮市を訪ねたら、トマトは露地の畑でなくビニールハウスで栽培されていた。しかも採れる時期はハウスによって様々な違いがあり、夏を前に収穫終了という作り方もあった。ちょうど真夏にとれるというトマトには出会わなかった。
農家の人たちは収入の安定を図るために、雹(ひょう)や嵐の被害を防ぎ、病害虫の防除もしやすいハウス栽培に切り替えたという。ハウス栽培なら収穫時期をコントロールし、なるべく高く売れる時期をねらうこともできる。この地域ではトマトの露地栽培はすでになくなっていた。
一方の露地栽培トマト。やっと見つけてみると、実はまだ青く、収穫は7月中旬以降とのこと。それもスーパーに並ぶことはなく、全てジュースに加工されるものだった。
全国的にも、トマトはそれぞれの地域がいろいろな時期で栽培し競争した結果、今では産地ごとに出荷時期の棲み分けがなされているという。


いまだかつてないトライ


いまだかつてないトライ


いまだかつてないトライ

■ 露地トマトが都内住宅地になぜ?

スーパーにはほとんど並ぶことのない露地栽培のトマト。それは意外にも、東京都世田谷区の住宅地の一角にあった。地元の農家が露地栽培にこだわり、畑で完熟したトマトを収穫したその日のうちに直売所で完売する。この農家は、かつての宅地並み課税の影響で農地を減らし、市場出荷を続けることが難しくなったが、少量多品目の露地栽培と完熟で直売という方式に経営を切り替えたという。 大量生産、大量流通から離れたところで、露地トマトは特別な商品となっていた。


露地トマトが都内住宅地になぜ?


露地トマトが都内住宅地になぜ?


露地トマトが都内住宅地になぜ?

■ 高橋道場 〜トマトを食べ比べ〜

取材で出会ったハウス栽培のトマト2種と都内の露地栽培トマトの計3種。食べ比べて、どれがどれか当ててみる。


高橋道場 〜トマトを食べ比べ〜


高橋道場 〜トマトを食べ比べ〜


高橋道場 〜トマトを食べ比べ〜

■ 露地きゅうりはどこにある?

きゅうり産地の栃木県深谷市を訪ねると、ここでもハウス栽培が主流。トマトと同じように地域一帯で大量生産と大量出荷が効率的に行われていた。きゅうりのハウスが建ち並ぶ一角に、わずかながら露地のきゅうり畑が残っていた。しかしその露地きゅうり、店に並ぶときは大量のハウス栽培ものと一緒になって、区別が付かなくなってしまうようだ。スタジオでは高橋英樹がハウスものと露地ものを「利ききゅうり」。


露地きゅうりはどこにある?


露地きゅうりはどこにある?


露地きゅうりはどこにある?


ゲストコメンテーター
大泉一貫さん (宮城大学 副学長)
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