今回のハテナ
> 平成22年10月31日放送分 「都会の鳥どうなってるの?」
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今回のねらい

バブル経済とあわせるように、増加の一途をたどった「カラス」「ハト」など人里にすむ鳥たち。生来、繁殖力に長けていることに加え、我々が豊かになると共に彼らの食料もまた豊かになりました。
その異常な増加ぶりが社会問題となり、様々な対策がとられたのも記憶に新しいところです。
一方で、生物多様性を鑑みると、たとえ人間の生活に害があるとはいえ、彼等をすべて排除することもあってはならないはず。自然のバランスとは、どういう状態なのか。今回は、現在ある鳥害対策の動向を調査しました。


今回のねらい

■ 街地の「ハト」どうなった?

情操教育として、ハトの餌をばらまいた記憶もありますが・・・。
平和の象徴として愛される半面、たくさんいることでフン害にも悩まされてきました。
ハトで有名なスポット、上野恩賜公園に行き、ハトの様子をウォッチング。
この公園にいたのは、ドバト。伝書鳩やレース鳩が野生化したものだそうです。ただ、公園を見渡す限り、あまりハトがいません。
10年前の風景写真と比較してもハトの数が激減していることがわかりました。その主な理由が、エサやりの禁止。東京都が数年前からキャンペーンを行い、エサをあげる人が少なくなったことから、ハトの数も減ったことが考えられます。


街地の「ハト」どうなった?


街地の「ハト」どうなった?


街地の「ハト」どうなった?

■ ゴミを荒らすギャング「カラス」どうなった?

東京都の調査では、80年代前半では7000羽といわれたカラスは、1990年代には35000羽に増加したそうです。ゴミ出しのルールが強化されたいま、カラスの状況はどうなっているのか?
カラス天国「銀座」の早朝でウォッチング。
飲食店が立ち並ぶこの場所では、ゴミ収集車が来る前のゴミを狙ったカラスが何羽も飛んでいました。ビル掃除をしている方に話しを聞くとここ10年ほどでカラスは減ってきているという実感があるとのことでした。事実、東京都の調査では2000年前後をピークにカラスは減っていることが分かりました。生ゴミには網がかけられ、カラスがゴミ袋をつつくことができないようにした人が増えたからです。
荒らされるゴミも減り街もきれいになりましたが、カラスは優秀な掃除屋さんでもあります。人との共存が必要なんだとスタジオでも話しになりました。


ゴミを荒らすギャング「カラス」どうなった?


ゴミを荒らすギャング「カラス」どうなった?


ゴミを荒らすギャング「カラス」どうなった?

■ 比較的新米の鳥害指定「ムクドリ」どうなってる?

現在も被害に頭を抱える千葉県で、その様子を調査しました。
取材した場所では、夕方になると駅周辺の電線に3000羽以上のムクドリが集まっていました。ムクドリは昼間にエサを取りに田畑や森に行き、夕方にねぐらにもどってきます。そのねぐらになっているのが、駅周辺なのです。
専門家もなぜ人が集まる場所にムクドリがねぐらを作るのか分からないとのことでした。フン害に加え、ムクドリは場所取りの際に鳴き声をだします。3000羽のムクドリが一斉に鳴く時には75デシベル(ゲームセンター店内の音と同等)を超える騒々しさです。
冬になると別のねぐらへと移動するムクドリですが、駅の周辺がねぐらになっている期間、行政が道路にこびりつくフンを掃除します。
多い時には週に二回以上、通勤通学の人が駅に向かう前の早朝に掃除が行われていました。


比較的新米の鳥害指定「ムクドリ」どうなってる?


比較的新米の鳥害指定「ムクドリ」どうなってる?


比較的新米の鳥害指定「ムクドリ」どうなってる?

■ 高橋道場

ムクドリ対策に関わる問題をクイズにしました。


高橋道場


高橋道場


高橋道場


ゲストコメンテーター
川内 博さん (都市鳥研究会事務局長)
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