今回のハテナ
> 平成23年8月14日放送分 天然の川魚ってどこにいるの?
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今回のねらい

都会の喧騒を離れ、河原で楽しむ釣りやキャンプ。緑に囲まれ、おいしい空気を吸いながら、川を泳ぐ魚にワクワクするけれど、辺りを見回してみれば管理された釣り場も多いし、初夏には魚の放流もされている。
つまり、川にいる魚って天然のものではないの?それじゃぁ天然の川魚ってどこにいるの?多摩川をモデルケースにして、魚たちの住める環境を調べてゆきながら、水利用の整備・防災の整備・自然保護への取り組みなど河川環境の実態は?


今回のねらい

企画のポイント

■ 源流に生息する魚は?

 多摩川の源流域としてやってきたのは、山梨県小菅村。自然があふれ、天然の魚も多く見れるかとおもいきや、実は釣られているほとんどが養殖魚。そのわけは、釣り客が多く訪れることによって魚がいなくなってしまうことを防ぐために養殖魚を放流していたのである。
さらに、“ゾーニング”と呼ばれる方法で川を「キャッチ・アンド・リリース区間」「尾数制限区間」「禁漁区間」と3つに分け、魚の捕獲数を制限し天然魚の保護に務めているのだった。


源流に生息する魚は?


源流に生息する魚は?


源流に生息する魚は?

■ 上流に生息する魚は?

 やってきたのは、東京・昭島市。生活圏内に入り、源流部に比べると川の透明度も落ちてくる。実際にレポーター3人(江戸むらさき、くわばたりえ)が釣りに挑戦し、釣った魚が天然魚なのか調査。初心者3人にも関わらず、次々と釣れる。しかもそのほとんどが天然魚。なかにはアユまでいた。
一時期、汚染によっていなくなってしまったアユもここ10年で天然遡上するまでに回復していた。一方、ブラックバスの子どもも釣られ、外来種が増えている問題も見えてきた。


上流に生息する魚は?


上流に生息する魚は?


上流に生息する魚は?

■ 中流にいる生き物は?

 やってきたのは、神奈川・川崎市。近くには住宅街が立ち並び、都会の中へと入ってきた。こんな場所に魚は少ないかと思われたが、レポーターが調査してみると、意外にも様々な種類の天然の魚やカニが捕れた。
実はここ生物を守るためにコンクリート護岸の上に土を盛り、生物が住めるようにした多自然型護岸と呼ばれる方法が用いられた場所だった。人間と自然が共存するための工夫がそこにはあった。


中流にいる生き物は?


中流にいる生き物は?


中流にいる生き物は?

■ 河口にいる生き物は?

 天然の生き物を探し、いよいよ河口部へ。干潟には一体どんな生き物がいるのか?そこには、大漁のカニ、シジミが捕れ、更にはドジョウやウナギまで生息しているという。
そのわけは、⑧空間と呼ばれる“生物保護空間”に指定されていることにあった。多摩川では、このほかレジャー空間など河川の開発方針を8つに分けて、生物の保護、人々の憩いの場など様々な場所を設けていた。


河口にいる生き物は?


河口にいる生き物は?


河口にいる生き物は?

■ ゲストコメンテーター

森 誠一さん(岐阜経済大学・環境生態学)

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