今回のハテナ
> 平成24年3月18日放送分 この7年で ゴミはどのくらい減ったの?
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今回のねらい

2005年に始まったトコトンハテナでは様々な話題を取り上げてきましたが、中でも一番多かったのがゴミとリサイクルの問題です。
放送開始当初の7年前と比べると、あらゆる分野でリサイクルが進んだように見えますが、結局のところペットボトルや容器包装プラスチック、家電製品などのゴミや廃棄物は、どれくらい減ったんでしょうか?これまでの取材VTRを振り返りながら考えてみます。


今回のねらい

企画のポイント

■ ペットボトルのリサイクルは進んだ?

トコトンハテナ第一回目のトライは、大量のペットボトルつぶしでした。「キャップを外してつぶす」という分別ルールをみんなが守ったら、どれだけ容積を減らせるのかクワバタオハラが身をもって検証しました。当時はペットボトルのリサイクルが徹底されておらず、不燃ゴミに混じって捨てられるケースもありましたが、その後は着実に分別回収が進み、現在では回収率70%以上を達成。でも、ペットボトルそのものの生産量も増えているので、「リサイクルされているから、これで安心」という訳にはいきません。


ペットボトルのリサイクルは進んだ?


ペットボトルのリサイクルは進んだ?


ペットボトルのリサイクルは進んだ?

■ リユースびんはどうなった?

ペットボトルや缶といった軽くて便利な容器に押され、昔ながらのガラスびんは激減しています。洗って何度も使えるガラスびんこそ、環境への負荷がもっとも少ない容器なのに…。回収されたびんを洗う専門業者も、かつて大量に扱っていた一升びんが減ってしまったため、今では生協など限られた相手のびんだけを洗っていました。


リユースびんはどうなった?


リユースびんはどうなった?


リユースびんはどうなった?

■ 容器包装はどうなった?

家庭ゴミの大半を占めるプラスチック製容器包装。クワバタオハラは容器包装を減らすために、「一週間ゴミを出さない生活」や「マイ弁当箱大作戦」にトライ。最近ではお弁当も飲み物も「マイ容器」の利用を受け入れてくれるようになりました。
一方、容器包装プラスチックは自治体によって資源にするか可燃ゴミにするか、意見がまちまち。分別方法もそれによって変わるので、住民にはいまいち分かりにくい状態でしたが、最近では当初の混乱も落ち着いたようです。


容器包装はどうなった?


容器包装はどうなった?


容器包装はどうなった?

■ このゴミどう捨てればいいの?

スプレー缶や蛍光灯、冷蔵庫やテレビなど、どうやって捨てたらいいのか悩んでしまうゴミ。メーカーに電話で聞いた方法をためしてみたり、家電製品の処理工場を調べてみたり、適切な処理方法を探しました。その一方で、適切に処理するかどうか怪しい回収業者や、地デジ化にともなって増えたというブラウン管テレビの不法投棄の現場などもリポート。


このゴミどう捨てればいいの?


このゴミどう捨てればいいの?


このゴミどう捨てればいいの?

■ 古紙のリサイクルに異変が?

7年前、番組では雑紙(古新聞・古雑誌・ダンボール以外でリサイクルできる紙)を使って、無漂白のトイレットペーパーづくりにトライしました。しかしその後、古紙が中国に輸出されて、国内の古紙は品薄で高価に。さらに08年には原油高が製紙業界を直撃しました。7年前、番組に協力してくれた製紙工場を改めて訪ねてみたら、なんと製紙部門は廃業。今や日本のリサイクルは国際情勢に大きく左右されてしまうのです。


古紙のリサイクルに異変が?


古紙のリサイクルに異変が?


古紙のリサイクルに異変が?

■ 結局ゴミは減ったの?

ゴミが最後に行き着く場所、それが埋立地。ここに持ち込まれるゴミの量は、この7年間でどう変化したのか聞いてみた。すると、7年前に約109万トンだった埋立量は、現在約49万トン。実に半分以下に減少していました。
この劇的な減少は、都民のリサイクル活動の盛り上がり、そして建設業界や自動車業界などの廃棄物が法規制によって激減したことによるんだそうです。


結局ゴミは減ったの?


結局ゴミは減ったの?


結局ゴミは減ったの?

■ スタジオゲスト

崎田裕子さん (環境ジャーナリスト)

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