今回のハテナ
> 平成18年10月15日放送分 「子どもの好き嫌いは親のせい?」
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今回のねらい

子どもの食べ物の“好き嫌い”は、親にとっては頭の痛い問題です。子どもが小学生以下の場合、親の心配事でいちばん多かったのは「偏食」、という調査もあります。
好き嫌いも偏食も家庭が原因と思われているようですが、いったい家庭のどのあたりが問題なのでしょう。“好き嫌い”と家庭の関係を探ります。

 

 

今回のねらい
企画のポイント
こどもは何を食べている?普段のお弁当をチェック
いまだかつてないトライ
いまだかつてないトライ
いまだかつてないトライ

小学生の子どもを持つ母親たちに、普段子どもに持たせているお弁当を見せてもらうと…
色とりどりでかわいくて、おいしそうなお弁当の数々。作る上でのポイントを聞くと、「いつも野菜を入れる」「なるべく手作りで」などを考えているそうだ。
しかし、ゲストの村上祥子さんは、ごはんが少ない・タンパク質が多い・色の薄い野菜が少ないことを指摘。現代のバランスの常識は間違っていた?


■子どもが描く「きのうの晩ご飯」
研究者によれば、「だれと何をどう食べたか」という“食経験”が子どもの好き嫌いに大きく影響するという。子どもたちは家ではでどんな食事をし、どんな食経験をしているのだろうか。都内のそろばん塾に通う小学2年生4人に、前日の夕食のメニューと食事風景を絵に描いてもらった。結果は、四人四様。しかしこのうち3人の夕食には嫌いなものが出されていた。
スタジオでは、嫌いなものでも食卓に乗っていることが大事で、他の人が食べている姿を見せるのがチャンスに繋がる、と村上さん。親に嫌いなものが多いとその食べ物は食卓に上らないため、子どもは食わず嫌いならぬ“見たことない嫌い”になってしまうという。

企画のポイント
いまだかつてないトライ 〜子どもの好き嫌いを減らせるか?実験!〜
子どもの好き嫌いには、親自身の嗜好や親の料理の技量が関係しているという指摘もある。
今回の「いまだかつてないトライ」では、子どもの嫌いな食べ物第2位の「なす」を、4人のお母さんたちが料理する。制限時間は1時間。なすギライの子どもが食べられるように考えて、思い思いに腕を振るってもらう。
母親たちが懸命に作った「なす料理」は、子どもたちに受け入れられるのか…
企画のポイント
高橋道場

高橋道場
高橋道場
高橋道場
『いまだかつてないトライ』で母親たちが作った「なす料理」を試食。
子どもたちに人気のあった「なす料理」は、意外なことに“大人の味”だった。
そして、ゲストの村上さんが電子レンジで作る簡単なす料理を伝授。油もフライパンも使わず、たった5分少々で出来上がった『麻婆なす』に、出演者一同、びっくり!そして「おいしい〜」。
しかし、それほど簡単な料理すらしていられない家庭の現状がある、と村上さんはいう。

村上流 電子レンジで作るかんたん「マーボなす」

[材料]1人分 (167kcal・塩分2.1g・脂質4.8g)
なす 150g
<麻婆ソース>
豚ひき肉 50g
{A}(しょうが(おろしたもの) 小さじ1/4、 にんにく(おろしたもの) 小さじ1/4、 しょうゆ 大さじ1、 砂糖 大さじ1
ごま油 小さじ1、 豆板醤 小さじ1/2)
かたくり粉 小さじ2
熱湯 50ml

[作り方]
(1)なすは、へたを除いて幅1cmの輪切りにする。
(2)耐熱ボウル (外径18cm)に{A}を入れて熱湯を注ぎ、とろみがつくまで混ぜ、豚ひき肉を加えてほぐしながら混ぜる。
(3)なすを加え、クッキングシートをじかにかぶせて、小皿をおく。
(4)ふた又は端あけラップをして、電子レンジ600W5分(500W6分)加熱する。
(5)最後によく混ぜて器にもる。



■好き嫌い・偏食を減らしたい〜学校・自治体の取り組み〜
子どもの好き嫌いに対し、教育現場でも様々な取り組みが行われている。
ユニークな取り組みで全国から注目される東京都荒川区のひぐらし小学校。取り組みのひとつに、給食を全部食べた子どもが先生と握手する「完食握手」がある。子どもたちの食べる意欲に結びついているようだといい、成果をあげている。しかしこれには別の意見もある。ゲストの村上さんは「ほめなければ食べないというのでは困る。食べることは生きる力を付けるためのものだから、ほめないで」という。この二つの意見、視聴者の皆さんはどう思う?
岡山県岡山市の豊小学校では、給食に炊きたてのご飯を出すようになって食べ残しが少なくなった。給食室で炊いた炊きたてご飯に、地元産の材料で作ったおかず。材料の生産者の紹介をしたところ、子どもは食べ物に興味を持つようになったそうだ。
一方、山梨県甲州市では若い母親を対象に、大人向けの食育を行っている。取り組みの目的は、一食で摂るべき野菜の量を伝えること。実は、どれくらいの量の野菜を食べればいいか、よく分からない人が多かったのだ。ここでは、野菜の旬やおいしい食べ方、料理の基本も教えている。

高橋道場


ゲストコメンテーター

村上祥子さん(料理研究家・管理栄養士)

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