韓国の“ぜひモノ”グルメ! 「全州ビビンバ」で食の都を体感しよう♪

2017年1月5日

韓国の“ぜひモノ”グルメ! 「全州ビビンバ」で食の都を体感しよう♪
韓国料理の中でもお馴染みの「ビビンバ」。韓国の各地に伝わる料理ですが、特に有名なのが南西部にある全羅北道の全州(チョンジュ)です。全州のビビンバは、平壌の冷麺、開城の湯飯とともに「朝鮮半島三大名菜」とされ、国の無形文化財にもなっているんだそう。そんな、本場・全州のこだわりのビビンバをご紹介します!

ビビンバがもっとも有名な街・全州

ビビンバの起源には、宮廷料理が元であったという宮廷説や、モンゴルが攻めてきたときに王様が逃げた先で食べたという蒙塵(もうじん)説、庶民が残り物を混ぜて食べたという残飯説などがありますが、はっきりしたことは分かっていません。 全州には、1964年創業の「盛味堂」、1973年創業の「韓国館」、1980年創業の「家族会館」など、ビビンバの有名店が多くあり、観光客だけでなく地元の人にも愛されています。多くの食材が使われる料理だからこそ、海と山と平野に囲まれ「食材の宝庫」といわれる全州で栄えたのかもしれませんね。
韓国の“ぜひモノ”グルメ! 「全州ビビンバ」で食の都を体感しよう♪
老舗「盛味堂」のビビンバ。ビビンバとは、ビビンが「混ぜる」、バッが「ご飯」という意味。さまざまな具材とご飯をよく混ぜて食べます

街の中心地にあるモダンなビビンバのお店

全州の有名店のひとつ「古宮(コグン)」は、「韓国家」の元オーナーが経営を親戚にまかせ、新たに立ち上げたお店。現在は全州に本店と支店の2店、ソウルの明洞と仁寺洞に支店が2店の、合計4店を展開しています。 今回おじゃました全州にある支店「古宮談(コグンダム)1973」は、系列店の中でも異色のお店。店名に前身となる「韓国館」の創業年“1973年”が掲げられているのも、ここだけの特徴です。
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全羅北道の道庁の近くにある「古宮談 1973」。商業ビルの2階と3階にあります
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大きな窓のある開放的な店内は、モダンなオブジェが飾られるなど、おしゃれな空間!
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団体向けの個室には、創業年1973年以降の年号が順番に部屋の名前として付けられています

バラエティ豊かな小皿料理とともに味わうのが“古宮談流”

今回は、看板メニューのユッケビビンバに11種類もの料理と食後の飲み物がセットになった、韓定食形式のコース料理(23,000ウォン/約2,300円)をオーダー! ちなみに、単品のユッケビビンバ(13,000ウォン/約1,300円)にも、キムチなど5種類の小皿料理と食後の飲み物が付いてきます。 「ビビンバのお店は、せわしく食べて帰っていくお客様が多いですが、当店は『さまざまな食事と一緒にビビンバを味わってほしい』というコンセプトのお店。食後には薬膳茶『紅蔘(こうじん)』を楽しみながら、ゆったりとした時間をお過ごしください」(店長さん)
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プルコギ、天ぷら、チャプチェなど、さまざまな料理が並びます
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ゴボウとレンコンのサラダ、クラゲとナシの和え物、キムチ……どれも美味しそう!

あらかじめご飯を混ぜた伝統スタイルのビビンバ

いよいよお待ちかね、ビビンバの登場です! 一般的に、ビビンバといえば具材の乗ったご飯を自分で混ぜながら食べるもの。しかし、古宮談のビビンバは、あらかじめ具材と牛骨の出汁で炊いたご飯が混ぜられています。聞けば、もともとの伝統的なビビンバは、このように最初から混ぜて提供されていたんだそう。昔ながらのビビンバが食べられるのは、古宮系列のお店でもなんとここだけ! 混ぜご飯の上には、ユッケと松の実、クルミ、そして刻みノリが乗っています。ユッケの奥に見える黄色いものは「ファンポムク」。クチナシで着色した寒天で、伝統的なビビンバの具材なんだそう。
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ナムルや錦糸卵、シイタケなどが、コチジャンやゴマ油と一緒に混ぜ合わされたご飯。豆もやしのスープと一緒にいただきます♪
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厨房では、大きな鍋でご飯と具材を混ぜ、手際よく真鍮の器に盛りつけていきます
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鮮度の良いユッケに使う牛の産地は、全州のある全羅北道にこだわっているそう。日本では絶対に食べられない逸品!

食後は薬膳茶を飲みながらゆったりと

小皿料理とビビンバをおなかいっぱい堪能した後には、朝鮮人参やナツメ、ショウガなどが入った薬膳茶「紅蔘(こうじん)」が出されます。モダンな店内でお茶を楽しみながら、会話をしたり、旅の計画を練ったり、楽しいひとときが過ごせそう。
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韓菓(ハングァ)とともに、紅蔘でホッとひといき 韓国に訪れたなら、ここでしか食べられない本場のビビンバの味を求めて、ソウルからちょっと足を伸ばし、食の都・全州を訪れてみては? ■古宮談 1973 住所:全州市完山区孝子洞1627-1 営業時間:11時30分~20時00分 定休日:月曜日 駐車場:地下駐車場あり