第二ラウンドの舞台は、有名すし店が軒を連ねる小樽の中でも、人気の店「しかま寿司」。この店自慢のウニ・イクラ丼は、厳選した北海道産のイクラと最高級のウニが、コシヒカリの酢めしを覆い尽くすほどテンコ盛りに乗っている何ともぜいたくな逸品だ。この一杯五百グラムの丼を、制限時間三十分でどれだけ食べられるかを競う。上位四人が第三ラウンドに進出となる。 ライバル心をむき出しにした選手たちの闘いは、早くもヒート・アップ。常人では考えられない数の丼が、次々と重ねられていく。
舞台を滝川の名店「松尾ジンギスカン」に移し、決勝進出を賭けた大食いバトルがスタートする。この店で使用される肉は、ラム肉特有の臭いを消し、なおかつ繊維を柔らかくするために地元で採れたリンゴと玉ネギのジュースに漬け込んだ特上のもの。一皿二百グラムのラム肉を、四十五分間でより多く食べた三人が決勝ラウンド進出となる。
全国区で人気を誇る旭川ラーメン。その中でも地元で大人気の店「ありこま」の塩ラーメンを、制限時間六十分で、より多く食べた選手が今世紀最後の大食いチャンピオンに輝く。 「ありこま」の塩ラーメンは、あっさりとしていながらコクのある、透き通ったとんこつベースのスープがウリ。めんは旭川特有のコシのある縮れめんを使用している。具はネギにチャーシューとシンプルな装いながら食べたら必ずくせになる至高の味わいだ。 各選手、できたてのあつあつめんを様々な方法で冷ましながら、ハイペースで丼をあけていく。最後の最後までまったく予測のつかない、大食い史上に残る白熱の名勝負が繰り広げられる。