全国大食い選手権スーパースター北海道かぶりつき激闘編
放送日:11月30日
 胃袋の格闘技「大食い選手権」は、これまでに数多くの名勝負、そしてあまたの伝説を生み出してきた。
 二十世紀最後の闘いとなる今回の「大食い選手権」出場者は、全部で六人。まずは、昨年の「大食いオールスター大阪食い倒れ決戦」を制したチャンピオン、・皇帝・岸義行が連覇を狙う。そして「大食い選手権」最多出場を誇り、これまでに数多くの激闘で勝利を収めてきた・女王・赤阪尊子が参戦。今回は、昨年のオールスター戦で、わずか五グラムの差で岸に敗れた雪辱に燃えている。さらに今年夏の「早食い世界一決定戦」においてホットドッグ早食い世界記録を樹立、ニューヨーカーの度肝を抜く食べっぷりを披露した新井和響も登場。世界一の称号を引っさげて、・超特急・が、虎視耽々と大食い制覇を目論んでいる。
 この「大食いスーパースター」三人に加え、ハイレベルな予選を勝ち抜いた底無しの胃袋の持ち主三人が、北海道の秋の味覚を食い尽くす。その中には、岸の予選記録五十皿を大きく上回る六十皿百二十貫ものすしを食べた猛者も含まれている。この「新人」たちが百戦錬磨のチャンピオンたちに挑戦状をたたきつける。
 「大食いスーパースター」が今回も圧倒的な強さを見せつけるのか? それとも「新人」たちが旧世代を蹴散らし、新時代の旗手となるのか?
 舞台はうまいものの宝庫・北海道。北の大地で繰り広げられる白熱の大食いバトルを制するのは誰か?
予選
第1位 小林 尊 第2位 並木 剣 第3位 反町 昭子
 
第1ラウンド 
 「茹でたて新ジャガ三十分勝負」
 用意した茹でたてのジャガイモ一人五キロを、制限時間三十分でどれだけ食べて減らすことができるかを競う。上位五人が第二ラウンドに進出、一人が脱落となる。
 闘いの火ぶたが切られるのは、北海道の南部に位置する倶知安町。この町は生食用男爵イモの生産量日本一を誇っている。「羊蹄ジャガ」というブランド名が付いたジャガイモは甘みが多く、香りも抜群である。
 腹にたまりやすく食べにくいジャガイモが相手にもかかわらず、ある選手は開始わずか三分で一キロもの量を平らげてしまう。
     




第2ラウンド
 「ウニ・イクラ丼三十分勝負」

 第二ラウンドの舞台は、有名すし店が軒を連ねる小樽の中でも、人気の店「しかま寿司」。この店自慢のウニ・イクラ丼は、厳選した北海道産のイクラと最高級のウニが、コシヒカリの酢めしを覆い尽くすほどテンコ盛りに乗っている何ともぜいたくな逸品だ。この一杯五百グラムの丼を、制限時間三十分でどれだけ食べられるかを競う。上位四人が第三ラウンドに進出となる。
 ライバル心をむき出しにした選手たちの闘いは、早くもヒート・アップ。常人では考えられない数の丼が、次々と重ねられていく。





第3ラウンド
 「ジンギスカン四十五分勝負」

 舞台を滝川の名店「松尾ジンギスカン」に移し、決勝進出を賭けた大食いバトルがスタートする。この店で使用される肉は、ラム肉特有の臭いを消し、なおかつ繊維を柔らかくするために地元で採れたリンゴと玉ネギのジュースに漬け込んだ特上のもの。一皿二百グラムのラム肉を、四十五分間でより多く食べた三人が決勝ラウンド進出となる。




決勝ラウンド
 「旭川塩ラーメン六十分勝負」

 全国区で人気を誇る旭川ラーメン。その中でも地元で大人気の店「ありこま」の塩ラーメンを、制限時間六十分で、より多く食べた選手が今世紀最後の大食いチャンピオンに輝く。
 「ありこま」の塩ラーメンは、あっさりとしていながらコクのある、透き通ったとんこつベースのスープがウリ。めんは旭川特有のコシのある縮れめんを使用している。具はネギにチャーシューとシンプルな装いながら食べたら必ずくせになる至高の味わいだ。
 各選手、できたてのあつあつめんを様々な方法で冷ましながら、ハイペースで丼をあけていく。最後の最後までまったく予測のつかない、大食い史上に残る白熱の名勝負が繰り広げられる。




チャンピオン
写真
小林 尊
 
 

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