よみがえれ!古き我が家 住宅リフォーム王選手権
放送日:4月18日
スタジオゲスト:高見 恭子
長屋リフォーム一本勝負
 「住宅リフォーム王選手権」に出場する選手は3名。戦いの舞台は、墨田区京島にある長屋。ここで選手たちは抽選で割り当てられた長屋を、予算350万円以内で5日間でリフォームする。もちろんリフォームのデザインには、住民の要望を必ず取り入れなければならない。
 このリフォーム一本勝負で、チャンピオンを決定する。

 一人の選手は、建築物の印象やイメージから、住民と物語を創作しリフォームする“建築空間詩人”。住民の心を大切にする仕事が、特徴である。そして割り当てられたお宅は、初老の夫妻が住む家。子どもが独立して家を出て、今後の夫婦の時間を大切にできるリフォームを希望している。
 次の選手は、リフォームを施した顧客が、必ず次もオーダーしてくるという伝説を持つ“再指名100%男”。既存の住宅の良さを残し、機能性を重視したリフォームを提案するのが特徴である。そして彼が割り当てられたのは、育ち盛りの子どもが4人いる、6人家族のお宅。子どもたちがノビノビと育つことのできる、圧迫感のない家へのリフォームを希望している。
 もう一人の選手は、その土地の風土や景色、住民の生活スタイルを設計に活かすのが特徴の“融合建築家”。家での生活を気持ちよくさせるためのアイディアを、日夜考えつづけている建築家である。そんな彼の担当は、70歳を超えた老人の、一人住まいのお宅。この先の人生を楽しむことができ、孫や曾孫が遊びにきてくれるような快適な家にリフォームしたい、とのことだ。

 いよいよラウンド開始の1日目。選手たちは自らが指示を出す、大工さんなどのリフォームスタッフを使い、既存の部屋の解体作業に取り掛かりはじめる。ものすごい勢いで床を剥がし、壁・天井を壊していく選手団の仕事ぶりはまさに圧巻。ある選手はなんと外壁をも解体してしまい、ほとんど家が残っていない状況にしてしまった。この状態からどのようなリフォームを始めるのか、期待が高まる。
 作業2日目、3日目から、それぞれのリフォームは次第に形を現し、徐々に個性が見え隠れするようになる。しかしこの辺りから、作業が遅れはじめるチームも出てきた。あるチームには大トラブルが発生。何と床下の土台が腐っていたのである。この部分を補強する作業に丸1日かかってしまい、大幅に予定が狂わされ、頭を抱える選手。はたして限られた時間の中で、リフォームを完成する事が出来るのだろうか。
 またある選手がこの期間に用意したのは、なんと万華鏡。いったい、家のどの部分に万華鏡を使うのだろうか。想像もつかない作業に、他の選手も関心を寄せ始める。
 作業4日目、そして最終日と、作業はさらに過酷を極めた。スケジュールが狂ったチームは不眠不休の作業を続ける。限られた時間との戦いながら、選手たちには「ありきたりのリフォームはしたくない」というプライドがある。ところがあるチームでは、これが裏目に出た。選手の面倒な注文に大工が反発してしまったのだ。
 また順調に作業が進んでいたチームもさらに完成度を上げるため、作業の手は決して緩めない。最終日の終了時間ギリギリまで、必死の作業を続ける選手と大工たちの姿には、誰もが胸を打たれるだろう。
 しかし何より胸を打たれるのは、完成したリフォーム後の住宅である。限られた予算、時間で作り上げたとはまるで思えない、個性あふれる住居の変貌ぶりに、驚かない者はいないはずだ。

 ギリギリの条件とプレッシャーのなか、妥協を許さない作業を続けた選手たち。はたしてこの過酷なバトルを制し、住宅リフォーム王の座に輝くのは誰であろうか。
 既存の住宅リフォームを覆す戦いから、目が離せない。
 
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チャンピオン
写真
伊藤 良


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