史上最強の曲芸師 ジャグリング日本一決定戦
放送日:2月27日
スタジオゲスト:山本 太郎
下見
「ジャグラー基本テクニック勝負」
 第1ラウンドでは、ボール、クラブ、シガーボックスを使い、その基本技術を競い合う。
 各選手は、自己申告で1人3回まで競技に参加することができる。各種目トップの選手が勝ち抜け、第2ラウンドへ進出することができる。最後まで勝てなかった選手1名がここでリタイアとなる。
○第1競技「3ボール」
 名乗りを挙げた選手たちで3ボールの競技をこなしていく。技は連続で行っていき、最後までボールを落とさなかった選手が勝ち抜け。
 落ちていくボールを上からつかむようにキャッチする技“クローキャッチ”や、背後からボールを投げて体の前でキャッチする難易度の高い技“バック・クロス”など、いくつもの技を、しかも連続でこなさなければならない。最後までボールを落とさず勝ち残るのはいったいどの選手なのか!?
○第2競技「シガーボックス」
 ここでは名乗りを挙げた選手たちでシガーボックスを使ったスピード勝負を行う。
 シガーボックスは、3つの箱を並べて外側の2つの箱を持ち、中の箱を抜くなどしてキャッチする道具。
 このシガーボックスの基本技を19回繰り返し、20回目に回転キャッチをより早く決めた選手が勝ち抜けとなる。
 しかし、最後の回転キャッチを決めなくてはどんなに早く技をこなしてもアウト。最後まで目が離せない勝負となった。
○第3競技「5ボール」
 5つのボールを最後まで落とさずにお手玉し続けた選手が勝ち抜ける。まさに、体力、技術力、精神力の試される競技。しかも、投げる回数はおよそ1分間に300回、腕立て伏せ100回分もの体力を要するというから驚き。
 果たして、チャレンジする選手たちの腕はどのくらい持つというのだろうか?
○第4競技「クラブ」
 ここでは、あごなど顔の一部にクラブを乗せたまま、様々な課題にこたえてもらう。クラブとはボーリングのピンのような形をした、こん棒状の道具である。ここでは忍耐力とバランス感覚が勝利へのポイント。顔にそのクラブを乗せたまま、回ったり、座ってから立つ、などと課題をこなしていくが…。
 
 

決戦当日
「商店街店頭カスケード勝負」
 第2ラウンドの舞台は商店街。ジャグリングの基本である、お手玉のように物を回す“カスケード”の技術でこの商店街の様々な商品を回してもらう。
 対決は、“重量勝負”“金額勝負”の2種類。選手4名は2組に分かれ、1対1で対戦する。
 選手自身で店に行き、店主と交渉して回す物を選択、10秒間以上カスケードを続け、キャッチできた時点で成功となる。ただし、落としてしまった場合はその分を合計金額(重量)から引かれる。さらに、他の選手と同じ店に行くのは可能だが、すでに回されている物は回すことができない。
(1)「重量勝負」
 制限時間1時間で、商店街の各店舗に置いてある物をカスケードし、その合計重量を競う。総重量の多い選手が決勝へ進出、敗者は敗者復活戦へ。
 重くて、しかもカスケードできる物を探し求める選手たちが手にしたのは、マスクメロンや、1つ2kgもある鉄アレイ、キャベツや大吟醸の酒ビンなど…。これらを店主に交渉し、それぞれ3つでカスケードしていく選手たち。見ている店主たちもハラハラ、こちらも思わず手に汗握る勝負となった。
(2)「金額勝負」
 制限時間1時間で、商店街の各店舗に置いてある物をカスケードし、その合計金額を競う。合計金額の多い選手が決勝へ進出、敗者は敗者復活戦へ。
 ここでも選手たちは、メガネや野球のグローブ、はたまた1本25,000円もするワインなどを回しだした…。果たして、選手たちはこれらを落とさずにカスケードしきれるのだろうか!?

決戦当日
「パン食いジャグリング勝負」
 ここでは、ボール2つとフランスパンをカスケードしながら、何とその合間にフランスパンを食べてもらい、より早くパンを食べきった方が勝ち、無事決勝へ進出できる。ただし、ボールを落とすなど失敗をしたら、「体育座り」10秒間というペナルティーが…。

決戦当日
「港町ジャグリング投げ銭勝負」
 決勝ラウンドでは、田舎と都会、2ヶ所の港町でジャグリングを行い、集めた投げ銭の多さを競う。最終的に、2つの港町で最も多くの投げ銭を集めた選手がチャンピオンとなる。
○前半戦「田舎の港町」
 まず選手たちが訪れたのが、千葉県岬町。九十九里浜の最南端に位置するこの町は、温暖で自然が豊かに広がる田舎町。ここでは、午前10時から午後5時までの7時間、町の中を移動しながらジャグリングを行い、各地で投げ銭を得ていく。
 選手たちはそれぞれ車で出発、人の集まっていそうな場所を目指す。公民館や、漁港など様々な地を目指す選手たち…。ここでの投げ銭は後半戦に持ち越される。
○後半戦「都会の港町」
 後半の舞台となるのは、横浜みなとみらいにあるホテルのエントランス。ここで、昼と夜の2回、それぞれ同時に60分のショーを行う。ショーを行うエリアはジャンケンで決定する。
2つの港町をとおして、最も多くのギャラリーをひきつけ、投げ銭を集めた選手がチャンピオンに…。ジャグリング王の座に輝くのはいったいどの選手なのか!?


チャンピオン
矢部 亮


↑Top