2010年4月23日 11:00 PM

annex ~読書術~


【読書の達人(1) 松岡正剛】

これまで読んだ本は何万冊にも上るという書評家。事務所の本棚には5万冊の本がならぶ、まさに「本の虫」。本を紹介する松岡のサイト「千夜千冊」は300万件アクセスを超える人気だ。

Point1: 打率三割五分の多読術
たまたま読んだ本が自分に合わなかったからといって、読書がつまらないと決め込むのはもったいない。たくさん読んだ松岡の経験でも、良本との出会う確率はせいぜい3割程度。残りの7割については無理に読み進めようとせず、ほかの本にあたってみるもの手だという。自分にとっての良本と出会うためにも、たくさんの本を読む"多読"をすすめる。

Point2: 掩巻(えんかん)
数ページ読んだら本を閉じ、自分にとってどんな"あじわい"があったかを考える。江戸時代の人がよくやっていた方法だという。

【読書の達人(2) 平野啓一郎】

小説「日蝕」で当時としては最年少の23歳で芥川賞を受賞。「三島由紀夫の再来」と言われた。難解な文体を用いたり、活字を視覚的に使うなど多様な表現手法を操る。

Point: スロー・リーディング
速読では「考える力」や「読解力」は身につかないと、最近の「速読」ブームに懸念を抱く。自らも「スローリーダー」で、作者の表現の仕方や登場人物の気持ちに思いをめぐらせ、じっくりと読み進める。

【読書の達人(3) 佐久間庸和】

冠婚葬祭会社「サンレー」社長。"一条真也"として作家活動もおこなう。社長就任時に130億円あった負債を「読書によって完済した」と言い切る。年間700冊の本を読むという。

Point: 著者像をイメージして読む
本は不特定多数のものに発せられたものと思いがちだが、作者のプロフィ-ルをよく読み、その人が自分だけに話してくれていると思えば、ぐっと読みやすくなる。

【佐久間さんの"倒産の危機を救った"という2冊】

1.ネクスト・ソサエティ」P・F・ドラッカー著
(ダイヤモンド社/2200円+税)
2.「論語」孔子著 (岩波文庫/800円+税)


【森本智子のインタビュー後記】
http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/04/post-5.html

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