
池坊さんが薦める本
「わが子ケネディ」ローズ・F・ケネディ/大前正臣 訳(徳間書店)
数あるケネディ家に関する本の中でも、
ケネディ大統領の母という最も近い存在によって書かれた本。
ボストン市長の娘として生まれ、9人の子どもに恵まれた母、ローズ。
のちのアメリカ大統領や司法長官など、
多くの偉人を生み出した彼女の子育て法が描かれています。
※現在品切れ中
初版は1974年。池坊さんは、"母の本棚"でこの本に出会ったそうです。
現在、一般の書店ではなかなか手に入りにくい本ですが、
近くの図書館や古書店などで探してみてください。
【池坊さんが選ぶ一文】
私は孫たちが、人生の時間が短く、あらゆる日も、
あらゆる時間も貴重であることを理解するよう望む。
「人間は悩むことも意味があるけれど、
悩んでいる間にもしかしたら他にできることがあるかもしれない。
悩むことに没頭していては苦しみから抜け出せない。
そうではなくて、ありとあらゆる時間が貴重なのだから、
自分に与えられた時間を良いように使っていかないといけない・・・」
この本を読んで、池坊由紀さんはこう感じたそうです。
【こんな人に読んで欲しい】
"壁に当たって元気をなくしている人に..."
また「教育・育児の書」としても読んでもおもしろいかもしれません。
【本の"たすき"を渡す人を】
「元ソニー会長の出井伸之さんを...。
豊富な人生経験の中で、どういう本を読んで、どう糧にしてきたのか...」
【森本智子のインタビュー後記】
http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/07/post-11.html