
片山さんが薦める本
「宮本武蔵 全8巻」/吉川英治(講談社)
吉川英治の8巻にわたる「宮本武蔵」。関ヶ原の戦いで負けた17歳のころから巌流島で佐々木小次郎と決闘するまでの約10年間の成長が描かれています。
片山さんは、電通の成田最高顧問から「ぜひ読みなさい」とプレゼントされたそうです。「勝負に対する心構えや気持をどう高ぶらせるかなどが書いてあるから参考になれば...」と送られてきたそうです。
本を「相当読む!」という片山さん。よく読むのは"経営者が描いた本"。
「考え方は全員が違う。その人が物事をどういう風に見て、山の頂上に立ったのかということに興味がある。こういう考え方があるのかということを知るには、本が一番いい」と片山さんは語ります。
最近のお気に入りは「武術の本」。アメリカで試合をするようになって、アメリカの選手に飛距離やパワーで絶対勝てないと感じ、意識を体のどの部分において、どう構えるかというのを「武術の本」を読んで学んだそうです。
【こんな人に読んで欲しい】
"基本的には全員といえば失礼かな(笑)・・・。日本で語り継がれている人ですから、そういう人に触れるという意味では、いろんな人に読んでもらった方がいいのかな・・・"
【本の"たすき"を渡す人を】
「プロゴルファーの中嶋常幸さんに渡したい。一番つらいときに、話をしてもらえる大先輩」
片山さんにとってどんな人ですか?
「いやぁ、素敵ですね、とっても。いい感じのオーラが出ていて、常に僕のことを気にして、声をかけてくれて、気持ちをわかってくれて、相談にものってくれて、それで持ち直したところもある」
【森本智子のインタビュー後記】
http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/07/11.html