日本のプロゴルフ史上初めて年間獲得賞金1億円を突破。80年代後半には青木功、尾崎将司とともに「AON」と呼ばれ、男子プロの黄金時代を築いた。しかし、時代のヒーローだった中嶋は、40歳を超えると長いスランプを迎える。ツアーでまったく勝てない苦闘の7年間を経て、2002年、奇跡の復活を遂げる。

中嶋さんが薦める本

「聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史」
 /守部喜雅
(いのちのことば社フォレストブックス)

著者は長年、キリスト教を取材するジャーナリスト。幕末の武士たちが、いかに聖書に影響を受けたかを描いた新たな視点の幕末史です。坂本龍馬を暗殺したと言われている今井信郎が、晩年キリスト教に傾倒していく生きざまも描かれています。

中嶋さんはこう語ります。
「歴史というのは、こう見るだけでなくて、こっち側から見たり、あっちからも見たりすると、すごく幅が出てくる。今まで一面的に見ていたものが多面的に見てくると、また変わってきますよね」

そんな中嶋さんは、7年間にも及ぶ長いスランプを、やはり「別の視点から見る」ことで乗り越えました。「こんな俺は俺じゃなくて、あそこにいたトッププロの中嶋が俺だと思いたくなる。でもそうじゃなくて、今の自分が自分じゃないかと。このスランプを乗り越えた先にひょっとしたら"新しい自分"が、"新しいプロゴルファー中嶋"が待っているかもしれない。その彼に会いたいなぁと思ったのが、スランプをいやなものと思わなくなったポイントですね」

【こんな人に読んで欲しい】

"人生にちょっと悩んでいる人、ちょっと今躓いている人が読むと面白いかもしれない"

【本×中嶋常幸】

「これっていう本じゃないと引っかからない。僕の"ざるの網目"が大きいので、どの本も落っこちゃう。たまに、ボッとひっかかるものがあるので、そういうのは読む。ゴルフの本が多いが、たまに歴史の本も引っかかる」
こう語る中嶋さんですが、本との出会いは偶然ですか?という問いには、こんな答えが返ってきました。
「決して人生を偶然と思わないほうがいい、何かの必然があって、それでめぐり合っていると思った方がいい」

【本の"たすき"を渡す人を】

「ファンケルの名誉会長・池森賢二さんを推薦します。あらゆることに対して前向きな人です」


【森本智子のインタビュー後記】
http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/07/vol-12.html
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