07月13日(水)放送
筒井康隆さん
作家

日本を代表する作家。SFやファンタジーから社会風刺の効いたブラックユーモアまで作品は実に幅広く、映画化された作品も多い。常に新しい小説の形を生み出す原動力について筒井さんは「とにかく人をびっくりさせてやろうと。自分で書いていて同じことを書くのは嫌なんです。同じことを書いてたら人はびっくりしない。だから今まで書いてないことをしてやろうというのが常にあったんですね」と話す。

「族長の秋」
ガブリエル・ガルシア=マルケス
(集英社文庫 800円+税)

ノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスが書いた小説。中南米の架空の国で、大統領として最高の権力を持つ独裁者の狂気と孤独を描く。大統領は大勢の子供を殺すこともためらわず猜疑心にとらわれて大臣も惨殺し食べてしまう。

「松の実や匂いのいい野菜を詰め込んだ国防大臣がめいめいの皿に同じ分量だけ盛られたとき、大統領は食事を始めるよう命令した、諸君、腹いっぱい食ってくれ」(族長の秋より)

筒井さんはノーベル賞を受賞した「百年の孤独」よりも「族長の秋」のほうが傑作と評価する。「これは自然主義リアリズムの文体で書いているわけです。だからリアリティはしっかりと出している。ダリの絵などがそう。全体がびっくり仰天するような絵だけれども、細かいところを見たら実にリアル。それと同じですよね。あまりに馬鹿馬鹿しいから笑っちゃうんだけれど、その馬鹿馬鹿しさがラテンアメリカでは日常ということを作者は言いたかった。」(筒井さん)

中川翔子さん
タレント

「彼女は僕の本の愛読者でもあるし、会ったこともあります。最初はブログの女王として知ったわけですけれども、本をたくさん読んでいる。ちょっと驚いた
んですが、彼女ならいい本を紹介してくれるでしょう」(筒井さん)


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