12月7日(水)放送
北川悦吏子さん
脚本家

「ラブストーリーの神様」と言われ連続ドラマでヒットを連発。美容師の男性と、難病と闘う車椅子の女性との恋愛を描いた「ビューティフルライフ」で、向田邦子賞を受賞した。しかし、その裏で北川さん自身が難病と闘っていた。「ビューティフルライフ」は病室で書いていたという。「免疫障害の病気で、すごく痛くて、この10年間は3分の1ぐらい病院にいたんじゃないかな、入院が多かったですね」(北川さん)。北川さんは病気を10年間明らかにしていなかったが、病気を恥ずかしがらない社会になったら良いと思い、自身の病気を公表することを決意したという。

「私の猫たち許してほしい」
佐野洋子
(筑摩書房)

絵本「100万回生きた猫」で知られ、昨年亡くなった佐野洋子さんが日常生活や生い立ちを綴ったエッセイ集です。佐野さんの世界観が溢れています。北川さんは脚本家としてデビューする前に、この本を読みました。
「『だけど』とか『しかし』とか、そういう表現がなく言い切りなんです。この文体がほんとにめちゃくちゃ好きで、ちょっと影響を受けてるかなと実は思います」(北川さん)

「それは空腹を満たす食べ方ではなかった。何か不気味な力に支配され、彼女のものではない、胃袋ではないものの中に、シャベルで何かを一心不乱にほうり込んでいく作業だった。壮烈に荒れ狂った食欲が、彼女の悲しみの深さだった。」(「私の猫たち許してほしい」より)
山田太一さん
脚本家

「言ってもいいのかな、文通していました。10年くらい前から。病院の中からお手紙書いたりして、いつも素敵な返事を下さって。書いた作品を見てると山田太一さんが出ている気がします。あんなに偉いのに怖くないなんて素敵じゃないですか」(北川さん)


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