7月18日(水)放送
吉行和子さん
女優

1957年、舞台「アンネの日記」でデビュー。78年、映画「愛の亡霊」で第2回日本アカデミー賞主演女優賞、02年「折り梅」で第57回毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞。
その他の主な出演作に「佐賀のがばいばあちゃん」(06年)、「おくりびと」(08年)など。
今年9月に「人生、いろどり」、13年1月には「東京家族」が公開予定。

「深沢七郎外伝 淋しいって痛快なんだ」
新海均著 
(潮出版社)

小説「楢山節考」の作家として知られる深沢七郎(1914-1987)。その数奇で破天荒な生涯を、元担当編集者の新海均さんがまとめた一冊です。深沢七郎は、日劇ミュージックホールのギタリストから小説家に転じたという経歴の持ち主。2年間の放浪の後、自分で農場を拓き自給自足の生活を送るなど、世間の常識や型にはまらない生き方を貫きました。

 「この『淋しいって痛快なんだ』というサブタイトルがすっかり気に入ってしまった」という吉行さん。「色々なことがあっても、痛快だ!と転化していくのは、正解だと思う」「世の中のせいにしたり人のせいにしたり、不満ばかり募ると、自分の人生がしぼんでいく。もっとひとりひとりが強くなっていかなければ」とも語ります。

 権威を否定し、原子力発電を批判するなど、独特の言葉で社会を風刺し続けた深沢七郎。3.11を経た今だからこそ、「人間を、自分を大切にする」という深沢の生き方を、改めて見つめることが必要なのかもしれません。

吉行和子さん(HP限定公開)

クリックするとインタビューを見ることができます

ねじめ正一さん
詩人・作家

ねじめさんは吉行さんと同じ句会の「俳句友達」だそうです。
「本当に少年のような人で、(俳句が)うまくいくとすごく喜ぶし、
まずいと落ち込んで、見ていて面白い」
「詩を書くくらいの人だから、見た目よりも屈折しているのかも
しれないけれど、全体には本当に明るいし、それこそ正直な方で、
大好き」(吉行さん談)


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