

1月30日(水)放送
本広克行さん
映画監督
1965年、香川県丸亀市生まれ。ROBOT所属。「世にも奇妙な物語」「踊る大捜査線」などテレビドラマのヒット作を手掛け、96年、「7月7日、晴れ」で劇場映画監督デビュー。2003年公開の「踊る大捜査線THE MOVIE2」では、日本映画(実写)興行収入歴代1位を記録。ほかに「交渉人真下正義」(05)、「UDON」(06)、「少林少女」(08)など。07年より演劇プロジェクト"FABRICA"を立ち上げ、これまで3公演を演出。11年にはAKB48のシングル「Everyday、カチューシャ」のミュージックビデオも手掛けている。12年にはシリーズ完結編「踊る大捜査線THE FINAL新たなる希望」を監督。
「演劇入門」は、劇作家・演出家の平田オリザさんが演劇の"作り方"を分かりやすく解説した入門書。98年に出版され、すでに22回も版を重ねる隠れたベストセラーです。本広さんはこの本を「何回読んだか分からない」といいます。
この本に出会って、コミュニケーションの方法が変わったという本広さん。仕事で俳優と接するときだけでなく、日常生活にも大きく影響したといいます。
「人間すべて、生活している人すべてが日常を演じていると書いてある。それで、自分をどう見せたらいいのかを気にするようになった」「もう一人の自分を作って、相手に『どういう言葉をかければ効果的か』ということを考える」「自分の『役』を分かっていると、会話はいくつでも出てくる」
具体的には事前の「ロールプレイング」がすごく大事だといいます。「たとえば寝坊して遅刻したときに、会議の場で何を話すか。最初にロールプレイングしておくと、度胸がすわる」
昔は人前で話すのが「吐きそうになるぐらい嫌だった」という本広さん。「演じていればいいんだ」と考えることで楽になったそうです。今やトークライブなど様々なイベントにも参加しています。「本当に、演劇のおかげです」
本広克行さんインタビュー(HP限定公開)

片山正通さん
インテリアデザイナー・大学教授
ユニクロやナイキの旗艦店のデザインを手掛けるなど、世界的に有名なインテリアデザイナーの片山正通さん。
本広さんとは、なんと「パパ友」なんだそうです。
「子どもの運動会で出会った」のをきっかけに、映画祭でコラボするなど仕事でも付き合うようになったといいます。
片山さんは「対話能力がものすごく高い人」で、「話をするときは(その対話能力の)分析ばかりしています」(本広さん談)
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