

5月8日(水)放送
紫舟
書家
(ししゅう)6歳より書を始める。OL3年目で思い立って書家に「転職」。2001年に初の個展を開く。日本の伝統的な書を、色彩豊かな絵と組み合わせたり、最新のデジタル技術で表現したりするなど、型にとらわれない様々な発想で作品を発表し続け、海外からも高く評価される。主な作品にNHK大河ドラマ「龍馬伝」題字、経済産業省「Cool JAPAN」、伊勢神宮「祝御遷宮」など。
紫舟さんが書家になったころに出会った、「一日一書」。
さまざまな時代に書かれた「書」を毎日ひとつ取り上げ、文字にまつわるコラムとともに紹介する本です。1年365日分の書が詰まっていてます。
「こんなに表現してもいいんだ、と。これもいいんだ、あれもいいんだ、と」
紹介される「書」は、字の意味や成り立ちを尊重しながらも、ときに自由奔放に、ときに荘厳に、表現力豊かに描かれます。
いまにも膨らみそうな「夢」や、目が回りそうな「雲」。楽しい夢を見ていそうな「眠」。
「いろいろな制約で自分自身を縛っていたのが、肩の荷が下りるような感じがしました」
この本を薦めたい人は「ものをつくっている方や、発想することを仕事にされている方」だそうです。
ものごとの成り立ちをしっかりと読み解いた上で、自由自在に表現する・・・ それは、優れたアイデアの発想に必須のプロセスなのかもしれません。
「読むと非常に力を貸してくれる本だと思っています」(紫舟さん談)
紫舟さんインタビュー(HP限定公開)

川畠成道さん
バイオリニスト
川畠さんは、目が不自由ながらも英国王立音楽院を首席で卒業し、ソリストとして国際的に活躍するバイオリニストです。
「川畠さんの演奏を聴いて心が震えて、私は手先だけで『書』を書いていたのではないかと。もっともっと川畠さんみたいに表現していかなければ、と思うことができました」(紫舟さん談)
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