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2015年1月19日放送

女性が活躍する最強国家とは

沸騰現場の経済学

常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。

女性が活躍する最強国家とは

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最近発表された「世界・男女平等ランキング」で日本は142か国中なんと104位だった。果たして1位の国はどこなのか?取材班が飛んだのはアイスランド、しかも6年連続1位だという。実はアイスランドが女性活用に舵を切ったのはリーマンショックが契機だという。それまで漁師国家ならではの「男社会」だったというが、どうしてここまで劇的に変わったのか?いっぽう、日本では女性の社会進出が活発になることを見越したビジネスが水面下で始まっていた。また、中国の秘境で女社会が長く続いている「女系部族の村」も取材する。

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放送内容詳細

中国雲南省の「女性が強い」謎の民族とは…

中国・雲南省の山奥に「女性が強い民族」がいるという。民族の名はモソ族。美しい湖・濾沽湖(ろここ)を見に観光客が押し寄せる美しい地域に暮らしているが、そこで働いているのはすべて女性。女性たちが民族衣装に身を包み、観光客相手に商売をしている。湖畔に大きなホテル建設中だが、手掛けるのはやはり女性だ。さらに家庭の中では「家の主」、稼いだ金を管理している。しかも、家事を担当するのも女性、子供を育てるのも女性だ。彼女たちはみな言う。「ここは女の国。自分たちの望む通りにできる」では男性は何をしているかというと、みなトランプしたりして遊んでおり、仕事は全くしない。また、子供がいても男性には養育権がないどころか「父親」という呼び名もないという。そうやって長い間、モソ族は社会を維持していきたという。しかし、そんなモソ族にいま変化が起き始めていた。男たちがこう言いだしたのだ…「僕たちも働きたい」

「女性の天下」中国少数民族モソ族 「女性の天下」中国少数民族モソ族

北欧アイスランド…男女が世界一平等な国

「世界・男女平等ランキング」で6年連続1位という北欧アイスランド。実は以前、漁師国家ならではの「男社会」だった。ところが、あることを契機に女性活用に舵を切ったという。それはリーマンショック。リーマンショックの影響で国家財政が破たんする。その原因を調査して出てきた答えは…大手三大銀行のトップがみな「同じ大学出身の男性」だったこと。そこで三つの銀行を国有化し、そのうちの二つのトップを女性にした。さらに、国を挙げて女性の活用を進める。首相を女性に、国会議員の女性も40%に増やす。また、企業の管理職の40%を女性にするクオータ制度を導入する。そして、「家事」と「育児」を国と男性とで分け合うようになった。いまでは共働き率が約98%というアイスランドだが、出生率も2.0に引き上げることになった。どういうことなのか?

管理職の40%が女性 管理職の40%が女性

「家事のプロ」フィリピン人がやってくる?

フィリピン人家政婦といえば、世界的に人気が高い。マニラ国際空港には、家政婦の仕事のため飛行機に乗るフィリピン人が行列をなしている。その行先は、アメリカ・カナダから香港や中東までさまざま、約16万人の家政婦が世界中で活躍している。そんなフィリピン人家政婦に目を付けたのが日本の家事代行業の最大手ベアーズの高橋専務だ。実は日本で、家事代行サービスの需要が増え、さまざまな業種が参入し始め、サービス合戦を繰り広げている。ベアーズの高橋専務は、女性の社会進出が活発になることを見越し、フィリピン人家政婦の需要が高まるとフィリピンに来ていたのだ。

中東向けの家事を学ぶフィリピン人家政婦 中東向けの家事を学ぶフィリピン人家政婦

NAVIGATOR

太田泰彦(日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)

1985年日本経済新聞社入社。1994年~ワシントン支局、1998年~経済部編集委員、2000年~フランクフルト支局長、2004年~論説委員、兼国際部編集委員。1面コラム「春秋」を執筆。

未来予測

男性帝国は滅びる

日本の女性は、これまで「出産かキャリアか」の二者択一を迫られてきた。
女性が社会進出していく最大の壁となるのは“男性の意識”である。
日本の経済成長を支えた男性の誇りが「男は夜遅くまで会社に残って働く。
そして育児は女性がやるもの」という意識を作り上げたのかもしれない。
しかし、男性社会の在り方そのものが、これからの日本の将来には
そぐわないものだと太田は言う。
日本の未来に必要なのは「多様性」であり、
その動きは、イオンなどの大手企業でもすでに始まっている。
女性が様々な道を選択できる社会こそが、あるべき姿なのだ。

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ご注意下さい

最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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