総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2015年7月6日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
世界一厳しいとも言われる日本市場を勝ち抜いてきたフランチャイズチェーンがいま、世界の多くの国の人たちから注目を集めている。飲食店にしてもコンビニしても、自分で一から立ち上げるよりも、日本で培われた"ノウハウ"に乗ったほうが"成功の近道"と考える外国人が多いからだ。元々は、日本の国内向けに開かれていた、フランチャイズのイベントにも、外国人が殺到していた。中国・武漢から引き合いがあった人気ラーメンチェーンと今や日本一のハウスクリーニングのチェーンの中国進出を取材した。
富山県の名物“ブラックラーメン”のチェーン店「麺家 いろは」。一般的にはそれほど知られていないが、ラーメン通の間では、知らない人はいない、といわれる有名店。
その店が、いまアジアから注目を浴びている。中国人のオーナーに乞われ、激辛料理の町として知られる中国・武漢に、この春、激辛担担麺の店を立て続けにオープン。さらにタイの料理人が、タイに店を開く準備として富山に修行にやってきていた。フランチャイズ形式なので、一度当たれば次々と店を出せると、皆意気込んでいた。
富山の「麺家 いろは」に研修に来たタイ人
いまや日本全国に1200もの加盟店があるハウスクリーニングチェーンの「おそうじ本舗」が、中国の巨大家電グループに請われ、中国に進出しようとしていた。
年に数回は、業者などに頼み、ハウスクリーニングしてもらう習慣がある中国。
しかし、そのレベルはそれほど高くなく、素人より少しましという程度。
そこで、家電の修理などとともに、家の掃除をするフランチャイズチェーンをつくれば儲かるのではないかと巨大家電グループは考えたのだ。
日本と中国の汚れの違いは何か?
フランチャイズチェーンとして何より大事なマニュアル作りと加盟店探しが始まった。
「おそうじ本舗」の研修風景
1985年日本経済新聞社入社。1990年流通経済部記者。
以来、百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなどの流通業を深く取材。
主な著書「百貨店サバイバル−再編ドミノの先に−」、近著に「セブン-イレブン 終わりなき革新」(ともに日本経済新聞出版社)など。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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