総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2016年4月25日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
日本人が憧れる欧州の国、イタリア。そのイタリアが今、激変しているという。
それも変わっているのが、イタリアの代名詞といえる"ファッションブランド"と"パスタ"。
誰もが知る、世界的ブランドのバッグを作る下請け工場の経営者が、その裏側を告発。
そして、日本由来の"変わりパスタ"が、イタリアでじわじわ支持を受けてきているという。
一体なぜ?
言わずと知れたパスタの国イタリア。
しかし、その状況が変わりつつあるという。なんとここ10年で、パスタの消費量が4分の1も減ったというのだ。そこで、今密かに注目されているのが、日本のある素材を使った“変わりパスタ”。日本生まれでイタリア人と結婚した女性が、このパスタを広げるべく奮闘しているのだ。食について、世界の中でも“超保守的な国”と言われるイタリアに、日本が勝負をかける。
日本発の変わりパスタを売り込む女性
一昨年、イタリアのファッション界を揺るがす事件が起きた。世界的高級ブランドのカバン作りの裏側を取材したドキュメント番組がテレビで放映されたのだ。
その内容は「“メイド・イン・イタリー”と銘打った商品、実は安い工賃で、イタリアに住む中国人が作っている」と。テレビで告発した男性にジパング取材班が直撃した。
イタリアブランドの実態を告発した男性
一着、20万円もするセーターが注目を集めている。そのメーカーは、イタリアの田舎町に本社を構える会社なのだが、イギリスのウイリアム王子やハリウッドセレブ達に人気なのだという。このメーカーは、職人を大切にし、洋服をひとつひとつ丁寧に作るのが売りの企業。実は、震災があった東北にも支援しようとしていた。
職人を大事にする企業として注目されるブルネロ・クチネリ
1985年日本経済新聞社入社。1994年~ワシントン支局、1998年~経済部編集委員、
2000年~フランクフルト支局長、2004年~論説委員、兼国際部編集委員。
1面コラム「春秋」を執筆。2015年~シンガポール駐在。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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