地球VOCE
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第156回 5月10日(金)放送
子どもたちを守る一足の靴
躍動のアフリカと手を携えて。 6月に第5回アフリカ開発会議が行われる横浜では、日本とアフリカを結ぶさまざまな活動が行われています。

今回やってきたのは、そごう横浜店の8階、こども用品のフロア。ここで、ある取り組みが行われています。それは…子ども靴の下取りサービス。2009年から続くこの活動について、そごう・西武の星野さんにお話を伺いました。 「こちらのコーナーは、サイズが合わなくなったりして、ご不用になられた子ども靴を持ってきて頂くところです。それをお預かりして、ザンビアの子どもたちにお届けしています」と、星野さん。

アフリカのザンビア共和国。農村地域に住む人たちは、1年間の収入が、わずか60ドルほどと言われています。 そごう・西武ではNGOと協力し、そんなザンビアへこども靴を届けています。 「経済的に貧しく子どもに靴を買うゆとりがないため、裸足で生活をしているんです。転んだりして傷ができると、そこから寄生虫が入ったり、破傷風になったり。ひどいときは命を落とすこともあるそうなんです。そのため靴はザンビアにとっては非常に大事なんです」と、星野さん。

子ども靴の下取りコーナーは、そごうと西武の全店に設置。靴を持っていくと、こども用品売場で使える割引券がもらえます。

そごう横浜店だけで、1か月になんと1000足以上が集まるといいます。
集まった靴を見せてもらうと、どれもきれいな状態。皆さん洗って持って来てくれるそうです。
何度も靴を持ってきてくれる方も多いというこの活動。
「娘のお古だけど履いてくれたらうれしい」と、靴を持って来ていたお母さん。

さらに、靴を履いていた子どもたちにも、うれしいプレゼントがあるんです。
「お子さんには『感謝状』を渡しています。ザンビアの子どもからの『ありがとう』のイラスト付き」
「『僕の靴がこういうところに行ってるんだ』と、日本のお子さんも喜んでくれます」と、星野さん。

このキャンペーン、そごう横浜店の地元で行われるアフリカ開発会議のパートナー事業にも認定されています。

日本の子どもたちの靴を、ザンビアの子どもたちへ…。そこには、百貨店ならではの思いがありました。
「百貨店はいろんな世代が一緒に来れる場所だと思うので、楽しみながら社会貢献にも参加して頂ける。これが私たちがお客様とザンビアをつなぐ役割として一番大事なことだと思っています」と、星野さん。

これまでに贈った靴は30万足以上。 日本を出発した靴は、半年後ザンビアの子どもたちのもとに届きます。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京