
インドネシアのボゴール地区にあるイブヌ・ハジャル小中学校。かつては校舎の老朽化が激しく、生徒数に対し、教室の数が足りていませんでした。しかし日本の協力によって校舎が増築され、全員が授業を受けられるようになったのです。新しい教室で行われていた英語の授業をのぞいてみました。
佐藤 「インドネシアでも日本と同じ小学校6年間、中学校3年間が義務教育なんだそうです。今回はそんなインドネシアのとある学校を紹介します。」
首都ジャカルタの中心部からおよそ60キロ。やってきたのは山の麓に位置するボゴール地区。今は朝の登校時間。相手の手を額に当て、近所の人に朝のあいさつしている女の子。これは目上の人への敬意を表しています。女の子は、迎えにきた友達と一緒に学校へ。歩いて5分ほどで到着しました。ここはイブヌ・ハジャル小中学校。1950年に創立された、この地区では歴史のある学校です。生徒数は小学生、中学生合わせて1400人。この時期はちょうど新年度が始まったばかり。初めて学校に通う、小学1年生のこのクラスでは…。なぜか窓の外にたくさんの人が…。実は1年生の子供を学校まで送り届けた親たちが、我が子のことが心配でそのまま授業を見学しているんです。
この学校、以前は大きな問題を抱えていました。一番古い校舎は築60年以上が経過し老朽化が激しく、さらに…
校長 「一番困っていたのは、教室が足りないことでした」
以前は教室が足りない分、入りきれない生徒たちは村の幼稚園の部屋を借りて授業をしていたというのです。しかし、ここには机やイスがありませんでした。床に座って授業を受けていたそうです。
そこで、日本の協力によって校舎の増築が行なわれました。新しい教室が8つも増え、全員この敷地内の教室で授業を受けられるようになったのです。小学4年生のクラスでは生徒に人気の英語の授業中。
先生 「Stand up !」
単語の意味を、体で表現して覚えます。
先生 「Jump ! Run !」
そんな子供たちの将来の夢は?
生徒 「先生になりたい」「サッカー選手」「英語の先生」
インドネシアの子供たちの未来のために、日本の国際協力が役立てられているのです。