
インドネシアで子どもたちに環境の大切さを知ってもらおうと活動する青年海外協力隊員の大川絵美さんを紹介します。大川さんは小学校を巡回し、環境教育の授業を行っています。授業では、川に捨てたゴミがどんな影響を与えるのかを教えていました。
佐藤 「豊かな自然を持つインドネシアですが、街では発展に伴い、ゴミが大きな問題となっています。
生徒 今回はこどもたちに環境の大切さを知ってもらおうと活動する、青年海外協力隊員をご紹介します。」
生徒 インドネシアで問題となっているのがゴミのポイ捨て。川にはたくさんの捨てられたゴミが。僕もこうした光景を何度も見てきました。環境に対する授業を行っているという小学校を訪ねました。
大川さんは小学校を巡回して、子供たちに環境を守る大切さを教えています。
佐藤 「道を歩いていても川もそうですけど、やっぱり捨てられたゴミがそのままになっているじゃないですか。」
大川 「自分の周りがきれいであればいい。家がきれいであれば良いので、家から出したゴミは前の溝に捨てちゃう」
この日、大川さんが授業を行ったのは小学6年生のクラス。
大川 「ポイ捨てしたことある人?」
ポイ捨てをしたことがある子がほとんどでした。
佐藤 「日本からきました佐藤です。」
僕も授業に参加させてもらいました。授業では、自分たちが捨てたゴミが川にどんな影響を与えるかを学びます。生徒たちに配られたのは色んなゴミが入った筒。そして、この水槽を川に見立てます。最初は僕がゴミを入れる役です。
大川 「バーベーキューを楽しんだ人がゴミを捨てました。」
これはバーベーキューをした人たちが捨てていったゴミ。次はこどもの番です。
生徒 「街には自分で服を洗濯する人がいました。」
洗濯から出るゴミは…洗剤です。この他にも汚染された工場排水、排気ガスを含んだ酸性雨など。どんどん川が汚れていってしまう過程を学びます。
大川 「この川で泳げる人はいますか?」
生徒 「いません」
大川 「汚い川がいい人?」
生徒 「いません」
大川 「きれいにしたい人?」
生徒 「はい、わたし!」
さて、今日の授業の成果は?
佐藤 「これから川にゴミを捨てる人がいたらどうしますか?」
生徒 「ゴミは川を汚すから自分たちで注意していきたい」
1年半の大川さんの活動。インドネシアでの夢を聞きました
大川 「明日明後日には結果は出ないけど、10年後20年後にそういえば日本人が何か言ってたなあと思い出してくれればいいですね。」
佐藤 「自分たちが親になった時に、自分の子供達にポイ捨てしたらいけないんだよって、自然と教えられるような子どもたちになってくれると嬉しいですよね。」