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2013年11月30日(土)放送
大岡弘武

フランス・パリから南東へ460km、ワインの生産地の一つとして知られるローヌ川流域。
この地で一人、自らが理想とするワインを目指して、ブドウの栽培と醸造を行っている日本人がいる。彼の名は大岡弘武。
ブランド名は「グランド・コリーヌ」。「グランド」は大きい、「コリーヌ」は丘を意味し、彼が造るワインは今世界中から注目され始めている。

東京で生まれ育った大岡さんは、明治大学理工学部在学中、夏休みに訪れたフランスでワインの素晴らしさにふれ、卒業と同時に渡仏。
ボルドー大学醸造学部でワインの生産法を学び、醸造栽培上級技術士の資格を取得した。
今、彼が造っているのは世界で十数の生産者しかいないという、100%ブドウだけで作る“自然派ワイン”と言われるもの。ブドウをオーガニックで栽培するのはもちろん、醸造・貯蔵・瓶詰めの全ての工程で通常入れられる人工的な酸化防止剤を使わない、古代ローマ時代から脈々と受け継がれる製法。“自然”にこだわる故ワインが安定せず、腐敗などのリスクが常につきまとうため、大量生産には向かない。
しかし、だからこそ大岡さんは100%ブドウで作るこの製法にこだわっているのだと言う。

異国フランスで、土地の開墾から栽培、醸造、出荷まで、日々さらなる上質のワインを目指し奮闘する日本人、大岡弘武さんに密着。

彼のクロスロードに迫ります。

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