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ストーリー

STORY 10
2011.09.19

長年抱えてきた秘密を正直に語った憲次に対し、春はそれで良いと言う。その頃、学校では男子生徒たち相手にトラブルを起こしてしまった春の処遇をめぐって、職員会議が開かれていた。教師たちからは、男子生徒たちの行為は春のカミングアウトに誘発されたもの、春が生徒たちの日常を乱す存在になっているなどの厳しい意見があがる。しかし、担任の錦は春を処分することに違和感を覚える。

翌朝、春は明るく振舞いながら家族に退学になりそうなことを伝える。そんな春に対し、陽子はISであることを言い訳にして生きて欲しくないこと、たとえ退学になったとしても、それは春がISだからなのではなく、学校との約束を破ってしまったからなのだと告げる。陽子の言葉を受け止めた春は、再び前向きに歩き始める。

一方、美和子もISであることに向き合い、前に進もうとしていた。しかし、そんな美和子を目の当たりにした母・直子は、離婚届を置いて家を飛び出し行方をくらませたままだった。賢一と美和子は懸命に探すが…。

放課後。春は一人残ってコンクールに向けたレシピを考えていた。そんな春を見ていた錦は無理をするなと語りかけるが、春は夢のためにも強くなりたいのだと語る。周囲からの冷たい目にも負けず、前向きに頑張る春を前に、錦は春が退学処分になることを切り出せず、春を排除しようとしている自分たち学校側の決断に悔しさをにじませる…。

自分らしく生きようともがきながら、必死に生きる春と美和子。周囲に波紋を起こしながらも、それぞれが最後に下した決断とは…?

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