明日のマドレーヌ

番組紹介動画

イントロダクション

毎年、多くの小・中・高生たちが、自分で決めた目標に挑戦する『チャレンジカップ』(主催:一般社団法人日本チャレンジ教育協会)。
昨年、2012年のチャレンジカップで、全国1753組、4376人の中からグランプリに輝いたのは、長崎県の高校生・洲崎 澪(すさき みお)さんでした。
彼女は、がんで母親を亡くし、哀しみからいったんはあきらめかけたお菓子作りに挑戦し、見事、目標を達成しました。
彼女が書いた「最後のマドレーヌ」(宝島社刊)を原作に、夢に向かって前に進み続ける17歳の現在進行形の成長譚をドラマ化します。
多くの方々へ“夢から目をそらさず、夢に向かう”ことの素晴らしさ、大切さをお贈りします。

ストーリー

明日のマドレーヌ

明日のマドレーヌ

明日のマドレーヌ

明日のマドレーヌ

戸川真紀(17)は長崎県の創成館高校に通う、いわゆる普通の高校生。タンカー船の船長である父、拓郎(50)と、とびきりの笑顔が素敵な母、郁子(47)、いつも自分の事で忙しい姉、美佳(20)の4人家族。
ある時、真紀は、郁子が作ったマドレーヌと出会う。まるで真紀の心を全部抱きしめるかのような優しい味。母の顔に、そして真紀の顔に笑みが咲いた。

それ以来、真紀は郁子からお菓子作りを教わっていた。そしていつしかパティシエになる事が揺るぎない夢に。チャレンジカップにエントリーした真紀は「お菓子のオリジナルレシピを50種類作る事」を目標にした。
しかし、真紀はお菓子作りに真剣に向き合えば向き合う程、その難しさにぶつかってゆく。それでも真紀は、新作お菓子を美味しいと言ってくれる郁子、真紀の夢を応援してくれる美佳に背中を押され、壁を乗り越えてゆく。

そんなある日――郁子が倒れる。内臓に目一杯転移した癌。郁子は余命一ヶ月と宣告される。
真紀は絶望に打ちのめされるが、お菓子を作るたびに病院の郁子の元へ届ける。
しかしある時、郁子は表情に悲しみを落として言った。
「ごめん真紀……今気分が悪くて食べれんけん、冷蔵庫に入れとって」
郁子の命は刻一刻と悪化している。確実に死へと向かっているのだと、真紀は痛感した。

ある夜、真紀の元に病院から電話がかかってくる。真紀は全てを覚悟して、病室へと駆けつける。
しかし――そこには、体を起こして病床に座る郁子の姿が。
「真紀……お腹すいたと」
「え?……」
「昼間持ってきてくれた真紀のマドレーヌ、食べたか」
体の自由が利かない郁子に代わり、真紀がマドレーヌを郁子の口に運ぶ。
「やっぱり真紀のマドレーヌが、一番おいしいとよ」
それが、郁子が口にした最後のマドレーヌとなった。

キャスト

戸川真紀(宮﨑香蓮)

創成館高校2年生。
夢はパティシエになること。チャレンジカップに応募し、お菓子のオリジナルレシピ50種類を作ることを目標に励むが、最愛の母親が癌に倒れ・・・。

【宮﨑香蓮 コメント】
夢に向かってひたむきで、全力で、周りの人達への感謝を忘れない澪さんの姿勢に感動しました。
わたし自身、まだまだ夢に向かっている途中なので、とても勇気をいただきました。澪さんの頑張りが、見てくださる方々に伝わるよう、全力で演じます。
また、地元、長崎でのロケもとても楽しみです!大好きな土地で、精一杯やりきりたいと思います。

戸川郁子(斉藤由貴)

真紀の母。
病に冒されているいることを真紀には内緒にして、明るく振舞う。 真紀にお菓子作りを教えるが、その最中、癌に倒れてしまう。

戸川拓郎(榎木孝明)

真紀の父でタンカー船の船長。
真紀が高校卒業後、パテシィエールになるため、大阪の調理専門学校に行くことに反対する。 妻・郁子の臨終の際は、船上にいたため立ち会えなかった。

戸川美佳(朝倉あき)

真紀の姉で保育士。
パテシィエールを目指す妹を応援し、母が病に倒れた後、自分の辛さを押し隠しながら、妹を支え続ける。

森本正晴(金子 昇)

創成館高校教諭。
チャレンジカップに参加し、夢に向かって挑戦する真紀を応援し、母が癌に倒れた際は、メールでいろいろと悩みを聞いたり、助言をしたり、真紀の心の支えになる。

原作・スタッフ

[原作]洲崎 澪「最後のマドレーヌ」(宝島社刊)
[原作]
洲崎 澪「最後のマドレーヌ」(宝島社刊)
[脚本]
森田 剛行
[監督]
浅沼 直也
[製作]
テレビ東京 Hearts