古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議6

2012年1月6日(金)夜8時54分

出演者 ビートたけし 松丸友紀 荒俣宏 高島礼子 吉村作治 前川泰之 中田あすみ

これまでに選ばれた21世紀の七不思議は、

  • ①ナスカの地上絵
  • ②チチェン・イッツァ
  • ③モン・サン=ミシェル
  • ④パルテノン神殿
  • ⑤平城京
そして2012年 ノミネートされるのは、奇跡の建築といわれる壮大で謎に満ちた二つの宗教施設。
しかもその両方が、西洋列強、さらには遠く離れた日本と深いつながりを持つという、数奇な運命に翻弄された「人類の遺産」なのです。
ひとつはインドネシアの「ボロブドゥール」。
もうひとつはトルコの「アヤ・ソフィア」。
二つの奇跡が、6番目の新・世界七不思議入りをかけて激突する!

<密林に眠る奇跡  ボロブドゥール>

<密林に眠る奇跡  ボロブドゥール>インドネシア・ジャワ島の密林に悠然と佇む世界最大の仏教寺院「ボロブドゥール」。
西洋列強がジャワ島の支配権を争う中、1814年、イギリスのラッフルズによって発見された時は、ほぼ全体が火山の溶岩流で埋め尽くされていた。
ボロブドゥールが元通りの絢爛にして緻密な姿を取り戻したのは1984年、実に170年後のことだった。何層もの石の壇がピラミッド状に積み重なる奇跡の建築。そして壁面を埋め尽くす釈迦の生涯や教典等、整然と並ぶ緻密なレリーフ。学者の中にはボロブドゥールを単なる宗教遺跡ではなく、宇宙の縮図だと主張する者さえもいる。
ボロブドゥールが建設されたのは8世紀から9世紀。これほど壮大で見事な仏教寺院を、一体誰が、どんな目的で建立し、そして1000年もの間、見捨てられることになったのか?
その真相は今も謎のままである。
ところが、その謎に迫るヒントがなんと日本にあった!!
大阪や奈良にボロブドゥールと同じ構造の遺跡があるのだ。海のシルクロードを通ってインドネシアから日本に伝わったと考えられる日本版ボロブドゥール。その起源や目的をたどれば、謎に満ちた本家ボロブドゥールの真相も見えてくる。

<奇跡の巨大ドーム  アヤ・ソフィア>

<奇跡の巨大ドーム  アヤ・ソフィア>トルコのイスタンブールにそびえるイスラム教のモスク「アヤ・ソフィア」。四角い建物に巨大なドームを乗せた様式は、奇跡の建築と賞賛されている。
この「アヤ・ソフィア」に重大な再発見があったのは20世紀初頭。研究者が漆喰の壁をはがしてみると、なんと壁の下から、キリスト教のイコンが姿を現したのだ。
アヤ・ソフィアは、6世紀、元々キリスト教の聖堂として誕生した。現在、我々がイスラム教のモスクをイメージする丸いドームは、実はキリスト教建築のアヤ・ソフィアが始まりとされている。そして、それはローマ建築の技術的な最終到達点でもあった。15世紀、イスタンブールを支配したオスマン帝国のメフメト2世は、アヤ・ソフィアの壁のイコンを漆喰で塗りつぶし、イスラム教のモスクに改造、さらにオスマン帝国のシンボルとして壮大なトプカプ宮殿を建築した。20世紀初頭、アヤ・ソフィアとトプカプ宮殿を無宗教の博物館とし、その数奇な運命を明らかにしたのが、西洋列強による植民地化を阻止したトルコ初代大統領・アタチュルクだった。
アタチュルクは、非西欧諸国で唯一近代化を成し遂げた日本を手本に、政教分離と資本主義の導入を進めた。近代トルコの父、アタチュルク。彼に日本語と日本文化を教えたのは、和歌山沖で難破したトルコの軍艦のために、義援金をトルコへ届けに行ったひとりの日本人だった。
トルコと日本を結ぶ奇跡の絆が、感動と共にアヤ・ソフィアの数奇な運命を明らかにする。

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