滅びゆく民族~奥アマゾンの秘境で見た“絆”と“誇り”~
放送日
【放送は終了しました】

はじめに

去年9月、アフリカ・エチオピアで暮らす少数民族を取材し、この時代に人里離れたところで生き続けることの難しさをお伝えした「滅びゆく民族」の第2弾を放送します。

今回は、南米・アマゾンの最深地・レティシア市を中心とした、3ヵ国(ブラジル・コロンビア・ペルー)に跨る地域を徳重聡が取材。 この場所も近代化が進むなか、大きな悩みを持ちながら暮らす民族が数多く存在しています。今もなおプリミティブな生活を営む民族の心のうちを、テレビの前の皆さんにお届けします。

 

 出演者 : 徳重聡 徳重聡     ナレーション : 本仮屋ユイカ 本仮屋ユイカ width=

徳重聡が出会った主な民族

▼チクナ民族

 チクナ民族の人口は3万人。農耕や網を使った漁などを行い、生活の近代化が進行しているが、民族独自の風習や生活様式を守って生活している。徳重は、ピラニア漁や民族特有の調理方法などの生活を体験。 また、初潮を迎えた女性の「成人の儀式」に遭遇。髪の毛を「むしり取る」衝撃的なこの儀式では、大人になっていく自分の子どもを見守る両親の愛に触れる。

 

▼マティス民族

 マティス民族は、他民族との婚姻をよしとしない習慣を持っているためか、お互いの顔つきがよく似ている。ジャガーなどの森の動物を崇拝するこの民族は、顔に縞模様の刺青をして、動物のひげを模した木の枝を鼻に刺す独特の装飾を施す。また動物の鳴き声を真似ながら列になって行進する「狩の儀式」や泥を身体に塗り踊る「カピバラの儀式」を通じて、動物の精霊を身体に宿らせ森と一体化する。今なお狩猟採集生活を営み、狩猟のため度々村を移動させる。そして、長さ4mもある「吹き矢」を自在に操り、サルや鳥など獲物を捕獲する。こんなプリミティブな生活をするマティス民族だが、最近は、街(レティシア)へ出て行く若者もいる。

 

▼ジャグアス民族

 ジャグアス民族の生活は近代化が進み、村にはNPOが建てた小学校もある。村を訪ねた徳重は、村人が「近代化」に悩んでいることを知る。かつては森の中で不自由なく狩猟採集生活を営んできたジャグアスの人々。しかし、押し寄せる近代化の波に飲まれ、森の動植物が減少し、食料などの生活の糧を得られなくなり、文化の独自性を失っていく事に悩んでいる。「近代化は決して豊かになることではない」と村長は語る。

猟の体験
チクナ民族との集合写真
ピラニアを釣り上げる
3ヵ国を望む展望台にて
マティス民族の女性に悩みを聞く
マティス民族との集合写真

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