すけっち

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2014

8月20日 #21 「ブラサカ」


『ブラインドサッカー』とは、視覚に障害のある人がプレイできるように考案された5人制サッカー。ゴールキーパー以外の選手は、アイマスクを着用し、音が出る専用のボールを使用する。
選手が頼りにするのは、ボールの音とコーチとコーラーと呼ばれる人の声。コーラーとは、ゴールの後方に立ち、味方にゴールまでの距離と角度を伝える大切なポジション。プレーヤーは、ボールを持った相手に対し、「ボイ!」と声を出すことが義務付けられている。危険な接触を防ぐためのルールで、この「ボイ!」を発しないとノースピーキングというファールになる。

ブラインドサッカーチーム・松戸乃木坂ユナイテッドの宮園厚司監督は「このサッカーは、相手を信頼したいし、信頼しなければ成り立たないプレー」と話し、所属の選手はこう語る。
佐々木康裕選手・・・「友達から、こういうサッカーがあるみたいだよ、と聞いて、相手と揉み合いながらボールを奪うというのが面白かった。どういう場面でどうするという、みんなが共通の認識をもつことが大事」
葭原滋男選手・・・「学生時代にサッカーをやっていたので、青春時代が戻ってきたよう。音を頼りにするのは、すごく面白いし難しい」
寺西一選手・・・「培った経験と、その場その場のコーラーの声や味方の声が大事。ふつうのサッカーに比べて見えていない分、たくさんコミュニケーションをとりながら練習をしていかないと」。

6月28日・29日に開催された「第13回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」(会場:味の素スタジアム)には、松戸乃木坂ユナイテッドも含めて、日本全国から12チームが出場した。松戸乃木坂ユナイテッドの結果は3位。
選手たちは言う、「日本代表のキーパーの枠を目指す」「クラブチームで日本一になりたい、あとはパラリンピックに出る」「2020年の東京オリンピックまで出来る限り続けて、日本代表として残れるよう頑張って行きたい」と。