8月27日 #22 「スポ育!?」
「ブラインドサッカー」・・・アイマスクをつけて、専用のボールの音と仲間の声を頼りにプレイする5人制サッカー。パラリンピックの正式種目でもある。
ブラインドサッカーを通して、子ども達に、障害がある人たちへの理解を深めてほしいと、体験型授業「スポ育」が行われている。
青梅市立若草小学校の4年生を対象に行われた「スポ育」。講師は、寺西一選手(乃木坂ユナイテッド所属)。授業は、「僕は普段全然目が見えない状態で生活をしていて…」との自己紹介から始まり、寺西選手のドリブルやシュートをする姿に、子どもたちからは驚きの声とともに拍手が起こる。
日本ブラインドサッカー協会スタッフは、「障害者の目線に立って経験する事で、そういう人たちの気持ちをわかってもらいたい」「車いすの方だとか高齢者とか、困っている人に声をかけられるような気持ちを持ってもらえたら」と話し、青梅市立若草小学校増田優子校長は、「人に対する思いやりやコミュニケーション能力、支え合って生きている社会の一員であるという事を、自覚を持って学んで欲しい」と語る。
授業では、アイマスクをつけた児童に、「右!左!前!」と、ボールの位置を伝える。しかし、指示をする側から見るボールの位置とプレイヤーとでは、位置が逆となる。指示の仕方によって、プレイヤーがボールから離れてしまうなど、“伝える”事の難しさを体験する子どもたち。
授業終了後、寺西選手と共に給食を摂った4年2組の児童。
「目が見えなくて自由に動けなかった」「感覚がつかめないから、すごく恐かった」「大事だと思った事は助け合う事」「みんながちゃんと協力して出来る事だと思った」「人の気持ちが分かる勉強をした」「どういうふうにしいたいの?って聞いた後に、それに応じて助けてあげる」などの感想が聞かれる。
寺西選手は、「相手の気持ちになって、考えて伝えてあげることが大事。ちょっと助けてもらえれば同じように生活できる。大して変わらないんだよってことが伝わっていれば嬉しい」と話す。