すけっち

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2016

7月1日 #115 「春の小川の
生きものさがし」


4月、埼玉県日高市にある“巾着田”で「春の小川の生きものさがし~練馬区教育委員会委託講座 ねりま遊遊スクール(区外実施型)」が開かれた。巾着田は、高麗川(こまがわ)に囲まれた巾着型の平地。その中を流れる小川に、網と水槽を手にした小学生と保護者が集まった。

まず、川底の石や藻の下に網を入れて探ってみる。すると隠れていた貝やエビが網にかかる。子どもたちは川のあちこちを網ですくっては確認を繰り返す。
「棒みたいなの見つけた!」と声を上げる女子の網にかかったのは"トビケラの幼虫"。 "水中のミノムシ"と言われる トビケラの幼虫は、木の枝や砂粒で作った筒状の巣で身を守っている。
「ヤゴだ!」と叫んだ男子が橋の下の泥の中から見つけたのは"コヤマトンボの幼虫(ヤゴ)"。今年羽化するであろう大きさだ。
「うわっ!でかいのが獲れた!」と、男子は大急ぎで水槽を持つ両親の元へ。「適当に構えて上げてみたら、めっちゃでっかいのが入ってた!」と興奮気味。捕まえたのは"ギンブナ"だ。
「アザラシみたい」とつぶやく女子が見つめる先にいたのは、"ドジョウ"。
「手が濡れるからイヤだ」と、川に入ることをためらっていた男子も、一度入ると、「ちっちゃいのゲットした!ヤゴみたいな形のやつ!」と言いながら川の中を歩くように。父親も「実は、ついてきただけなんですけど、やり出すともうはまっちゃう」と、生き物さがしに夢中。

講師を務める太田隆司さん(自然体感塾ワンダースクール代表)は、保護者に語りかける。「親も一緒に捕まえるのを楽しんで、もし子どもが興味を持った生きものがいてもっと詳しく知りたいと思ったら、うちに帰って調べてみるとか。何かを教えてくれるのは生きものたちだから」と。