すけっち

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2016

11月4日 #133 小学生夏の医学校2016


東京都大田区にある東邦大学医学部・看護学部で開かれている「小学生夏の医学校」。“感性豊かな小学生に、命の重さを感じてもらえるようなプログラムを”と始まって9回目となる今年、小学6年生と保護者64組が参加した。用意された白衣とIDカードを身に着けての医学看護体験学習に、「将来、医者になりたい、こういう白衣を着られたらいいな」「心臓について学べるのが楽しみ」と話す子どもたち。

最初のプログラムは、「いのちのサインを知ろう!」。医学部の教材用に開発されたCG画像をタブレットで見ながら、心臓の動きや働き、全身を巡る血液や血管について学ぶ。血液が流れる時に生じる脈や心音は、体が発する生きているサイン。子どもたちは、保護者の胸に聴診器を当てて心音を聞き、瞳孔に光を当てて反応を診る。更に、心臓マッサージやAEDなど、救急救命処置を体験する。

冷蔵保存されていたヒキガエルの心臓も観察。「動いている!」と驚く子どもたちに、「カエルは冬眠ができるので、体温がすごく低い状態でも生きることが出来る」との説明。更に、「体温が上がってきたり、運動している時は心臓の動きはより激しくなると考えられます」との解説に、心臓を凝視する子どもたち。

看護学部での「看護実習」では、妊娠3か月から出産直前までの胎児の成長を模型で学び、新生児の抱き方やオムツの替え方などを教わる。
 体験を終えた子どもたちは言う。「世話をしてくれたお母さんに感謝したい」「周りの人も自分も生きているという実感を持つことができて本当に良かった」。