すなっぷ

過去の放送

2008

10月1日 #232 「体操大好き」


体操が大好きな兄妹がいる。彼らを支える家族がいる。

夢は、兄妹ふたり一緒のオリンピック。

東京・小平市に、元オリンピック体操選手・池谷幸雄さんが主宰する「池谷幸雄体操倶楽部」がある。現在550名の子どもたちが通っている。

村上雄人くん(16歳)は、3歳で体操を始め、小学6年生の時には全国大会で優勝。以来、数々の国際大会にも出場してきた。「やっててすごい気持ちがいいっていうのはあります。特に鉄棒が好きです。」と語る雄人君だが、スランプもあった。「中1の時の試合は、全然身体のコントロールできていなくて、ボロボロの試合をしてしまって、その時から、自分で変えていかなきゃ強くならないんだなって思って。」と、以来、毎日5時間以上、週末は10時間以上の練習を続けている。

小学6年生の茉愛(まい)ちゃんは、雄人くんの妹。お兄ちゃんの後を追って、 3歳から同じ倶楽部に通っている。「きれいにできると褒めてもらったりするのが嬉しい。それに、新しい技ができるのも嬉しいから、ついついやりたくなっちゃう」と言う茉愛ちゃんは、床も跳馬も平均台も大好き。 唯一苦手は段違い平行棒。身長123センチと小柄な茉愛ちゃんは、手が小さく、バーをしっかりと掴むことができないのだ。今は、大きくなった時のために、基礎練習を繰り返す毎日。ふたりの父親・村上仁さんは、ふたりが通う「池谷幸雄体操倶楽部」のコーチ。「何かひとつに集中できるとか、努力できるものに出会って欲しいなというのが一番にあります。いろんな人と出会って、いろんな考えを知って、自分達がやっていて楽しいもの、という風に体操がなってきていると思います。」と二人を見守る。そんな家族を支えるのは、倶楽部の近くで美容室を営む母、英子さん。中学生の時、体操部で活躍し、入賞した経験を持つ英子さんは、「自分が体操が好きだなと思ったときには、もう年齢が遅くて、自分の子供には絶対やらせたいと思っていました。」と、子どもたちに体操を勧めた。

リビングには、ケース一杯のメダルやトロフィーがある。家族の宝ものだ。そして、雄人くんと茉愛ちゃんは、宝物を増やしたいと考えている。雄人君は、「もちろんオリンピックに出て、金メダルをとるっていうのが目標です」と。そして茉愛ちゃんは、「オリンピックに出て、金メダルをとってガッツポーズまでしたいですね」と。

大好きなこと見つけて、そして続けて。