驚いた。本当に驚いた。元ロッテの小川投手が強盗殺人で逮捕されたという新聞記事にだ。なんでこんな事になったのか、全く信じられない。
僕と小川投手とは同い年でファームでは何度も対戦した同じ時代をプロ野球選手として過ごした仲間だ。それだけに僕にもショックは大きい。それも借金の利息分の3万円が工面出来なくての犯行だなんて・・・
テレビのワイドショーでは、最近のスポーツ選手の犯罪が目立つのは人間形成の教育がなされていないからではないかとコメンテーターが口を揃える。確かに集団での痴漢行為なんかはその通りかもしれない。でも、この小川投手の場合はちょっと違う気がする。そこには、引退後の人生の辛さがあるように思う。だからといって許される事ではないのだが。
引退後、恵まれた一部の選手はテレビやラジオなどで活躍の場が与えられるが、大体の選手は一般社会に飛び込まなくてはならない。メジャーでは若い年令から高額な年金を受け取れるようだが、日本球界の年金はそんなに高額を頂けないし、年金自体もパンク寸前の状態だと聞く。指導者としての道もプロアマの壁がかなり崩されたというものの、まだまだ簡単という訳ではない。
そんな中で、野球を続けたい若者に、引退後の指導者教育の為に自分達で切り開こうと独立リーグを立ち上げ頑張ろうとしている石毛さんなんかにも一部の解説者は、協力どころか「上手くいかない」と批判するだけ。楽天のコーチを引き受けた僕にも「契約金なしで単年契約だったら解説者の方がいいのに」と変わり者扱いだ。
一部の現状満足の解説者の話をしても仕方がない。古田選手会会長は大変だが、12球団維持の次は年金や引退後の指導者としての道を広げて、一人でも多くの人が仕事に就けるような球界になるように頑張って欲しい。僕も出来る限りの協力をしたい。3万円で、こんな事件は二度と起きて欲しくない。
12月26日をもって僕の「スポーツ魂」の出演は終りになりました。よって、僕のこのコーナーも終りです。この3年間、本当にありがとうございました。楽天で頑張ってきます。また、応援してください。 |