全国津々浦々○○銀座めぐり~困り顔猫「ハチ」のいる宮下銀座商店街へ行ってきた!(茨城県水戸市)

2015年11月22日

全国津々浦々○○銀座めぐり~困り顔猫「ハチ」のいる宮下銀座商店街へ行ってきた!(茨城県水戸市)
全国各地でよく見かける「○○銀座」という名の付いた商店街。華やかなイメージの銀座に憧れて名付けられたであろうその名称ですが、日本には300を超える数の○○銀座商店街が存在するそうです。地元の衣食住を支える商店街に行けば、きっとそこには知る人ぞ知る絶品グルメや名物が潜んでいるはず! というわけで、各地に点在する○○銀座商店街の魅力をレポートしていきます。 記念すべき第1回は、今“日本で一番癒される銀座”であろう茨城県水戸市にある宮下銀座商店街へ。この商店街の人気者といえば、八の字眉の幸運を呼ぶ猫「ハチ」。訪れる人たちに幸せと癒しを与えてくれると聞きつけ、さっそく会いに行くことに。JR水戸駅から歩くこと約5分、商店街の入口に到着しました。
全国津々浦々○○銀座めぐり~困り顔猫「ハチ」のいる宮下銀座商店街へ行ってきた!(茨城県水戸市)
目の前に大きな鳥居がドーン! その先に商店街があるという不思議な構図。

困り顔猫「ハチ」とご対面!

水戸徳川家の初代藩主が建てた東照宮がそばにあるため、商店街の入口には鳥居が立っています。その鳥居の左横にあるたばこ屋さんに、ハチがいるということでお店を覗いてみると……
全国津々浦々○○銀座めぐり~困り顔猫「ハチ」のいる宮下銀座商店街へ行ってきた!(茨城県水戸市)
いましたー!! こちらが宮下銀座商店街のアイドル猫、ハチ。額にある「八」の字の模様が、まるで筆で眉毛を書いたみたい。か、かわいいぃぃぃぃぃ……(悶絶)!! その愛らしい「困り顔」に、一瞬で心を奪われてしまいました。 ハチはたばこ屋さんの飼い猫ではなく、近所に住む飼い主さんが、仕事の間このたばこ屋さんに預けているという通い猫。震災後から看板猫として“アルバイト”を始め、そのうち『八の字眉のような顔の模様が末広がりで縁起がいい』ということで評判になり、新聞やテレビなどのメディアに取り上げられ、写真集まで発売するほど全国的な人気になったそうです。
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どんな表情も困り顔になるハチ。一挙手一投足から目が離せません! 実際このたばこ屋さんには、ハチに会いに来た人やハチの画像を待ち受け画面にした人から、「ハチのいるお店で買った宝くじが当たった」「志望校に合格した!」「就職が決まった」などの声やお便りが数多く寄せられているそう。 機嫌がよければ撫でたり抱っこしたりもできるそうですが、「寒い日や眠い日はお店の奥でじっとしていることも多いので、そのときはごめんなさい」とたばこ屋の長谷川さん。とはいえ、寝顔を拝むだけでも幸せな気分に浸れますよ!
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寝顔はまさに恵比寿顔。ご利益にあやかれそう!

商店街イチ古い喫茶店のナポリタン

ハチに会えてホクホク気分で鳥居をくぐり、宮下銀座商店街にいざ潜入です。古い建物の中で、ひときわ貫禄を放つ喫茶店を発見。思い切って入ってみました。 笑顔で迎えてくれたのは、「喫茶&グリル梅善」のマスター、平本朗善さん。大理石のテーブルにクラシカルな床のタイルが、外観の印象を裏切らない昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
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今年で52年目(昭和38年創業)を迎える「梅善」。「開店したその10年後に商店街のアーケードができたんだよ」と、マスターが教えてくれました。
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スカーフ姿がお洒落なマスター、平本さんは御年86歳。ランチタイムにはナポリタンや生姜焼きなどのメニューがいただけます。
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油揚げとチンゲン菜の入ったナポリタン。カリッと炒めた油揚げが意外とマッチしていて美味しい。コーヒーが付いて650円(税込)という安さ!

アーケードなのに雨に濡れる商店街

ランチを終えて、商店街散策を再開。渋い看板が連なる昼間の商店街で、ポップな看板を見つけました。「BABA-COOL」は、水戸で創業30年以上の洋服屋さんで、商店街に3店舗を構える若者に人気のお店。
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かつて水戸駅北口にあったファッションビル「サントピア」から宮下銀座商店街に移転して10年になるそう。 色あせたペンキ、サビついたシャッターが歴史の古さを思わせるアーケード。といっても、よーく見ると屋根の中央が吹き抜けで雨は凌げません。お店はそこそこありますが閉まっている店が多く、人もまばらで閑散とした雰囲気。居酒屋らしき看板も多いので、夜のほうが賑やかなのかもしれません。
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人の代わりに猫がいました。にゃに見てんだニャ! そしてこちらが夜の商店街。看板に明かりが灯り、昼間よりも明るい雰囲気です。商店街の端から端まで5分とかからない短い距離に、立呑み焼肉や大人な雰囲気のバー、スナック、タイ料理、鳥づくしの居酒屋など、様々なジャンルのお店が立ち並びます。
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渋い佇まいの店に混ざって、比較的新しい若者向けっぽい店も連なる。そのコントラストが面白い。 気になるお店は多いものの、ネットで検索しても有力なグルメ情報は得られず……。ならばと、地元の人らしき通行人におすすめの店を聞き込み調査。そこで一番声が多かった「とんかつ楽天」を突撃取材することに! いつもは常連さんで席が埋まってしまうそうですが、「今日は予約が少ないからいいよ」と、無礼なアポなし訪問を快諾してくださいました。大将の優しさに涙。
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にんにくの皮を剥きながら常連さんとおしゃべりする自由な大将と、カウンター内でもくもくと料理する女将さん。 お店は創業46年。大将はかつて、一説に“とんかつ”という名称の発祥との説がある上野「楽天」で修業を積み、その暖簾分けでこの店を開いたそう。「にんにくかつ」というメニューが目に留まったので、そのにんにくかつを含む盛り合わせを注文。豚肉の間にスライスにんにくが挟まっていて、パンチの効いた風味が食欲をそそります。牡蠣フライや海老フライも大ぶりで、衣の揚げ加減も文句のつけようがありません。
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フライ盛り合わせ2人前2,160円(税込)。にんにくかつ、エビフライ2本、牡蠣フライ4個付き 「ここはとんかつより刺身がうまいんだよ(笑)。あと、ランチのカツカレーが絶品。一度食べたらハマっちゃうよ」と後ろの席の常連さん。え、とんかつ屋なのに刺身がおいしいんですか!? 「そう。刺身で呑んでシメにとんかつを食べるの」。シメとんかつ! 初めて聞きました。 とんかつ屋なのにあんこう鍋(11月~冬季限定。要予約)がおいしい店としても知られていて、鍋目当てに遠方から食べに訪れる客も多いとか。
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とんかつ屋なのに「いくら丼食べる?」と女将さん。秋鮭が産卵する前の旨みたっぷりのいくらがてんこ盛り! 2人で食べても十分の量で1,260円(税込)はお得!! 帰る頃には、さっきまで消えていたスナックの看板にも明かりが灯り、あの店もこの店も気になる! と後ろ髪を引かれながら宮下銀座商店街を後に。 水戸を訪れたらぜひ、宮下銀座商店街を訪れてみてはいかがでしょうか。温かい人情とおいしい料理で、お腹いっぱいになれますよ! 関連記事: 日本にいくつある? 全国の「○○銀座」商店街について調べてみた ほんとに当たるの!? と疑いたくなる宝くじが当たると噂の珍名神社で当選祈願