150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー

2017年1月11日

150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー

【突撃!“なのに”グルメ】鰻屋なのにカレーが美味しい ~池袋「うな達」~

ラーメン屋なのにフランス料理、鰻屋なのにカレー、寿司屋なのにラーメン……巷では“○○屋なのに△△が美味しい”「なのにグルメ」が密かに流行っているようです。そこで、看板料理をしのぐほど(!?)の味と人気を誇る“なのに”グルメの実態を大調査! 第4回は、池袋にある鰻屋「うな達」。間口は狭く、知らなければ素通りしてしまいそうなほどさりげない佇まい。一見ではなかなか入りづらい、渋~い雰囲気がムンムン漂っています。

鰻以外に客が殺到! 噂の金曜限定ランチとは?

150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
勇気を出して扉を開けてみると……
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
なんと階段が出現! お店は地下にあるようです。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
おお~! 外観に負けず劣らず、店内も年季が入っていて渋い!! コの字カウンターと広いお座敷もあり、お店の中はかなり広め。地下にこんな空間があったとは意外!
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
店構えに貫禄が漂うのもそのはず、「うな達」は昭和49年創業。昼は鰻重や魚の定食などを提供、夜は鰻の串や酒の肴が充実し、一杯呑める居酒屋として界隈のサラリーマンたちに愛されています。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
店名に「うな」と付くだけに、看板メニューはもちろん鰻。先代の時代から継ぎ足している、甘めのタレにくぐらせた鰻が乗った「うな重」(2,100円)は今も昔も変わらぬ店の代名詞。 な・の・に! 毎週金曜日になると、「カレー」を食べに訪れる客が殺到するというのです。鰻屋がカレー? まさか、鰻を使った贅沢なカレーが食べられるとか!? 「金曜日はほぼ全員のお客さんがカレーを頼むよ」(二代目店主・木村達志さん)
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
オーダー率99%のカレーとは一体どれだけ美味しいのでしょうか? 調理風景を見るかぎり、特に変わった様子はなさそうだけど……。

出てきたのは、“いたって普通のカレー”!?

「はい、お待たせしました~」 お待ちかねの特製カレー(並/430円)が登場!
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う~ん、スパイシーな香りが食欲をそそります! でも、見た感じはいたって普通のカレー。実家の晩ごはんに出てきそうな、まさに“家庭的なカレー”と呼ぶにふさわしいカレーです。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
鰻が入ってるわけでもないし、このカレーのどこがそれほどお客さんを魅了するのか……。さっそく、ひと口パクリ。ん! 美味しい! でも、カレーって大抵美味しいものですよね。ひと口目は、正直なところいわゆる“普通に美味しい”という感想。

ルーに隠された美味しさの秘密

ところが! ふた口、み口と食べ進めていくと、最初は甘い口当たりだったのに、徐々に辛さが際立ってきてどんどん食欲が増していきます。その辛さと2~3日煮込んだようなルーのコクが見事に調和し、無心でほお張ってしまう美味しさなのです。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
具は、じゃがいもに玉ねぎ、人参、そして豚肉と、いたって普通。スパイスも「特に変わったものは使ってない」とのことで、辛さの理由は「エ●ビーのカレー粉が辛いからじゃない?」とはぐらかす木村さん。では、この美味しさの秘訣はどこに? 「大事なのはスープ。このカレーのためだけに、3日がかりでゲンコツスープを作ってるんです。水曜からスープのダシを取り始め、木曜の夜にスープを仕上げて、金曜に具と一緒に煮込んでやっと完成します」(木村さん) レシピはカレー好きだった先代から譲り受けたもので、30年来変わらぬ味を提供。そもそもはまかないとして作っていたカレーを、「金曜日が暇だから」という理由でランチに加えたら、徐々にリピーターが増えていったといいます。しかし、これだけの手間がかかるため、どんなに人気でも毎日出すのは難しく、金曜日限定なのだとか。

カレーは完売。それに対し、うな重は……!?

美味しいうえにボリュームたっぷりでワンコイン価格! 並でもルーとごはんがたっぷり盛られて430円。並のほか中(470円)、大(500円)、特大(580円)があり、特大は刺盛り用の大皿(写真)にこんもり盛られます。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
今では「金曜はカレー曜日」として広まり、毎週150食が完売に。今日もなんとこれが最後の1杯! 撮影用に取っておいてもらってよかった……感謝していただかねば! ところで、今日のランチで「うな重」はいくつ出たんですか? 「今日は1つだけ。カレーが売り切れちゃったから代わりにうな重の注文が入ったんだけど、カレーが残ってたらきっとオーダー0だったね(笑)」(木村さん) なんですと!! カレーにありつけなかったお客さん、ごめんなさい……。でも、鰻屋のご主人としては、うな重よりカレーが人気って複雑なのでは? 「全然問題ないですね。(鰻に)こだわりもプライドも一切ない!」(木村さん) 清々しいほどキッパリ(笑)。そうは言っても、鰻も抜群に美味しいので、ぜひ夜やほかの曜日にご賞味を。
150食が即完売! 金曜限定、鰻屋の本格カレー
△右から、店主の木村さん、奥様、店主のお姉さん(息子さんは休憩中でお座敷でお昼寝していました)。 店主と奥様と息子さん、店主のお姉さんが切り盛りする店内は、渋い佇まいとは裏腹にアットホームな雰囲気で和めるのも魅力です。金曜日に池袋を訪れたら、ランチは「うな達」のカレーで決まり! <店舗情報> うな達 住所:東京都豊島区東池袋1-31-3 電話番号:03-3983-0008 営業時間:11時00分~14時00分(L.O. 13時30分)、17時00分~23時00分(L.O. 22時30分) 定休日:日曜・祝日 ※本文中の価格はすべて税込です 関連記事: 2組に1組が注文。中華屋の激うまオムライス! ミシュランも認めた! 焼鳥屋が作る究極のラーメン あの大勝軒の味とスイーツが一度に味わえる、わずか4席の“つけ麺”屋に潜入!