<レトロ>を武器に集客を!古き良き日本を感じる街を救うのは「招き猫」!?:ガイアの夜明け
ガイアの夜明け【走れ!「レトロ」大作戦】
放送日時:2017年10月17日(火)22:00~22:54
昔からある建物やモノを活用したり、アレンジすることで集客の目玉にしようという、"レトロ"を武器に移ろいやすい人の気持ちを長く引き留める取り組みを追った。
大阪城が大変身!?名所は「天守閣」だけじゃない!
年間250万人以上が訪れる一大観光スポット大阪城。その天守閣の真横に10月19日、新たな施設「ザ ランドマーク スクエア オオサカ」がオープンする。
実はこの施設は、1931年に欧州の古城を模したロマネスク様式で建設された歴史的建造物。
戦時中、陸軍第4師団司令部庁舎として、その後は大阪市立博物館として使われていたが、2001年に閉館。以後、活用されてこなかった。

リノベーションを手掛けたのは、ホテルやレストラン事業を手掛ける「ポジティブドリームパーソンズ」。
歴史的建造物の趣はそのままに、レストランやエンターテインメントの場として新たな価値を生み出そうというのだ。
SL貸します...蒸気機関車が地方を救う!?
大阪市にある運送会社の「アチハ」。一般的な知名度は低いが、鉄道車両やロケット、風力発電プラントなど、特殊な重量物の搬送では知る人ぞ知る会社だ。

アチハは1923年に創業。現在は4代目となる阿知波孝明さん(40歳)が陣頭指揮を取る。
阿知波さんが、新たに挑戦しているのが、蒸気機関車をリースするという日本初のビジネスだ。
アチハは年間300台もの鉄道車両を全国に運ぶなか、自治体などから「集客の目玉にSLを走らせることができれば」という声を多く聞いてきた。
しかし本物のSLを走らせるには、整備に数年を要し、億単位の金がかかるという。

そこでアチハは自らSLを購入・整備し、運送から線路の設置、運転士までつけて1ヵ月2000万円程度でリースする事業に乗り出した。
目玉は、ただ乗るだけではなく、自分で運転できるというもの。ターゲットは自治体やローカル線のイベント。
果たして、日本初の蒸気機関車レンタルビジネスは無事走りだせるのか?
沿線に人を呼びこむ!東急の新たな一手
東横線を基軸に8つの路線を運営する鉄道会社の東急電鉄。住みたい街ランキングで、常に上位にランクインする街を沿線に数多く抱えている人気路線だ。
しかしその東急が将来的な利用者の減少に危機感を抱いているという。理由は沿線住民数の頭打ち。
そこで利用者数のアップを図るためのプロジェクトが始動した。名付けて「招き猫大作戦」。
目をつけたのは近年増え続ける外国人観光客。東急のお膝元ともいえる渋谷には、数多くの外国人観光客が訪れる。
その外国人たちを東急沿線に呼び込もうというのだ。

集約の舞台に選んだのが、2両編成で住宅の間をかすめるように走る〝レトロ感〟いっぱいの世田谷線。
沿線には歴史的建造物や施設が並ぶ、まさに昭和の日本を垣間みることができる古き良き路線。東急電鉄は沿線住民や施設の協力をあおいで外国人誘致作戦を実施することに。

招き猫発祥の地といわれる豪徳寺と組んだ取り組みは利用者数アップにつながるのか?
<主な取材先>
大阪城広場 ポジティブドリームパーソンズ
アチハ 福井県
東急電鉄 豪徳寺 Huber(ハバー)
出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
