

画家としての成功を夢見る御月カオルは、幼い頃に読んだ絵本の夢を繰り返し見ていた。
心理カウンセラーの龍崎駈音は絵本の存在を、初めての個展に対する重圧が作り出した虚構と分析し、 カオルの不安を取り除く。
その頃、画廊のオーナー・谷山太輔は、倉庫整理の最中に謎の絵画の魅力に取り憑かれ、変容してしまう。 個展の開催前日、意気揚々と画廊にやってきたカオルに向けられる谷山の異様な眼差し。 そこへ白いコートの男が突然現れ、不意にカオルを壁に押し付けた!

街で偶然出会った鋼牙から、魔獣と黄金騎士の事を聞き出そうとするカオル。
しかし鋼牙は、カオルの指に不思議な指輪を嵌めると、話しをはぐらかして立ち去ってしまう。
親友の篠原亜佐美から情報を得たカオルは、夢に終わってしまった個展を開く為、一縷の望みを、九条あずさの主催する投資セミナーに託そうと考える。
一方、番犬所から新たなホラーの出現を示唆された鋼牙は、ザルバの能力によって、ホラーの潜伏場所にたどり着く。
現場にまき散らされた札束は、一体何を意味するのだろうか?

ホラーに憑依された男が、鋼牙の目の前で突然、砂となって崩れ落ちた。逃げ去ったはずのホラーを、ザルバは何故か探知出来ずに困惑する。
ゴンザの協力を得て、ホラーの正体を判明させた鋼牙は必死に追跡するが、それをあざ笑うかのように、ホラーの能力で人々が豹変してしまう。
その頃、メッセンジャーのアルバイトを始めたカオルは、古びた西洋館にたどり着く。依頼主は、なんと鋼牙だった。
メッセンジャーへの依頼が嘘だと知ったカオルは憤慨してしまい、鋼牙の忠告を無視して飛び出して行ってしまう。

街を往く鋼牙に聞こえて来る人々の噂話。
魔獣ホラーの存在は、都市伝説として世間に広まりつつあった。
そんな噂話をしていた水野みやびは、帰宅途中に突然、森野仁に襲われる。 森野を追って来た刑事・羽根沢慎一と共に、3人は廃工場に軟禁されてしまう。3人に迫る謎の視線の正体は、一体何か?
とあるオブジェに辿り着いた鋼牙は、蛾の導きによりホラーの潜伏場所を突き止める。そこは、みやび達がいる廃工場だった。

墓地を駆け抜ける魔獣の影と、白い旋風。
鋼牙はホラーを撃退寸前まで追いつめるが、別方向からの攻撃により、取り逃がしてしまう。 ホラーは2体いたのだろうか?
同じ頃、墓場で村木達を恫喝していた氷見川琴美に聞こえる魔獣のささやき。ホラーに憑依されたかに見えた琴美は、何故か美貌を手に入れ、男達を誘い出す。
アルバイトの面接に向かう途中、カオルは公園で若者達にからまれるが、そこに割って入ったのは、黒いロングコートの美青年だった。

鋼牙達の前に突如として現れた魔戒騎士・鈴邑零。 零は、どの魔戒騎士の系譜にも属さないと、ゴンザの調べで判明する。
カオルのアルバイト先に現れた零は、彼女が”ホラーの返り血を浴びし者”だと判断、2つの刃を突き付ける!しかし間一髪、鋼牙が立ち塞がり、事無きを得る。 ゴンザにカオルを託した鋼牙は、単身、零の元へ向かう。

カオルは何故か絵が上手く描けなくなり、スランプ状態に陥っていた。 そのせいか、鋼牙と些細な事で喧嘩になってしまう。 憂さ晴らしに亜佐美と繰り出したバーで、バーテンダーの神須川美理に出会う。
悩み事を話すカオルの指を、異常な眼差しで凝視しする美理。そこへ、何故か零がふらりとやってくる。彼の目的は何か?
一方、鋼牙の元には新たなホラーの出現を示唆する封筒が届いていた。

幼稚園の園長・八木修から呼び出されたカオルは、そこに掛かる女神の壁画に何故か懐かしさを感じる。 なぜなら、その壁画はカオルの父・由児が無償で描いたものだからだ。
カオルは修復を依頼されるが、父の想いを理解出来ずに葛藤する。
その頃、番犬所で魔戒剣の浄化をしていた鋼牙は、突如その場から姿を消してしまう。 目覚めた鋼牙の目の前に広がる不思議な空間。そこが”真魔界”だと知らせた声の主は、なんと黄金騎士だった!

飲み会帰りの若者達の前に、パントマイムをしながら現れた道化師。道化師がマペットを手にした途端、若者達はお互いを罵り合い始め、遂には暴力を振るい出す。 暴動の果てに、動かなくなった若者達を見つめるピエロの真意とは?
絵本『黒い炎と黄金の風』に描かれている黄金騎士と、鋼牙との関係に疑問を持ったカオルは、東北堂出版を訪ね、梨本由梨絵から出版当時の経緯を教えられる。
一方、鋼牙が東の番犬所で剣の浄化をしていると、何故か零が現れる。零の狙いは一体何なのだろうか?

カオルは、ゲームで賞金を獲得するテレビ番組『マネーパーク』の出場権を手に入れる。出場資格はペアである事。ダメもとで鋼牙を誘うが、やはり断られてしまう。
公園で途方に暮れていると、派手なスーツを着た男・椚礼次郎が現れ、コインを使った賭けを申し出る。椚の罠に嵌まり賭けに敗れたカオルは、魂を奪われてしまう。
駆け付ける鋼牙だが、椚は暴力による戦いを拒否。彼の仕掛けるゲームをクリアする事でしか、カオルの魂を返還しないと言う。 果たして鋼牙は、死のゲームをクリア出来るのか?

修行に励む鋼牙を見守る、ザルバとゴンザ。幼い頃の鋼牙を知る者にとって、その姿は雄々しく映った。
父・冴島大河と修行に励む7歳の鋼牙は、ソウルメタルを用いた修行段階に進んでいた。ある日、ホラーの気配を察知した大河は、鋼牙を繁華街に残し、駆け出して行く。 独り父の帰りを待つ鋼牙は、おもちゃ屋のショーウインドウを寂しく眺めていた。そこへ、手作りのおもちゃを売っているという男が現れ、カエルの人形を鋼牙に差し出す。 喜ぶ鋼牙だが、戻った大河は何故か、その男に剣を突き付ける。親切なその男を鋼牙は庇うのだが…。

みんな元気にしてるか? 俺の名はザルバ。
今回は、俺達を応援してくれるお前らにだけ、 特別に魔戒の秘密を教えてやろう。
何時、お前らを襲うやもしれない、魔獣ホラーとは何者なのか?
魔戒騎士の歴史、装備、そして、その志も聞いてもらおうか。
俺様から見た、鋼牙やカオルの印象も話すつもりだ。
おっと、総集編だからって、気を抜くんじゃないぜ。
なんせ、俺様が直々に話してやるんだからな。只で済むはずがない。
最後まで、決して目を離すなよ…。

鋼牙の命を狙い続ける、涼邑零。義父・道寺、恋人・静香との幸せを打ち砕いた、悪夢のような出来事。そこに理由があるのだろうか?
カオルは、零の元に赴き、鋼牙と手を組むよう願うが、誤魔化されてしまう。拒絶の許されない『黒の指令書』によって、番犬所に呼び出された鋼牙と零は、図らずも三神官より、共闘を言い渡される。
百体のホラーを出現させんが為、二頭の魔戒獣が、魔界へと突入する!

父・由児を尊敬していたという造形家・倉町公平を訪ねるカオル。倉町は、由児の事を話す替わりに、カオルに造型のモデルを頼み込む。
一方、鋼牙はホラーの気配を追って、西の管轄にまで足を運ぶが、ガーゴイルを取り逃がしてしまう。カオルが、由児について尋ね始めると、何故か倉町は態度を豹変させる。
ザルバの探知能力で、カオルがホラーと接触したと知った鋼牙は、三神官の忠告を無視して、再び西の管轄へと駆け出して行く!

鋼牙は、約束の地へと急いでいた。
20年に一度の“陰我消滅の晩”。
ホラーを狩る魔戒騎士にとって、休息の日と言ってもよい。
森の中で待ち構える男こそ、魔戒法師阿門。
阿門は、大河と自分が交わした約束を、鋼牙に果たすように伝える。
その、時を超えた約束とは?
そして、阿門が感じている不安と疑惑とは?

熱帯魚を飼育する事で、孤独を紛らわす男・戸沼充。
ある日、戸沼は捨てられていた水槽の中に熱帯魚を発見し、部屋へ持ち帰る。
ハルと名付けられた熱帯魚は、次第に戸沼と心を通わせる始めるが…。
妖しい気配を追って、粗大ゴミ置き場に辿り着く鋼牙だが、何故かホラーを発見する事が出来ない。
焦る鋼牙にザルバは、カオルを餌に使う事を提案する。
鋼牙は、その為に生かしておいたはずのカオルを呼び出す事に迷いを感じていた。

魔戒法師邪美が、番犬所から、浄化された剣を奪い去った。
三神官より、邪美を殺し、剣を奪い返すよう命令される鋼牙だが、それを拒絶。
真実を求め、阿門の元へと急ぐ。
一方、カオルは、突き付けられた現実を受け入れられないまま、街を彷徨い続けていた。
憔悴しきった彼女を救ったのは、龍崎の優しさだった。
三神官は零に、鋼牙に代わって命令を実行させようとする。
乗り気でない零に出された、成功の報酬とは?

鋼牙は、零との死闘で重傷を負ってしまい、邪美に保護される。
自分の命が残り少ないと知ったカオルは、鋼牙と邪美を信じる事が出来ずに、逃走してしまう。
零に対し、執拗に鋼牙抹殺を命じる、三神官の真意は何か?
12本の剣を魔界に送り返す為、月光陣を張る邪美に、コダマが襲いかかる。
コダマと剣を奪い合う鋼牙の前に現れる零。
三神官を信じるのか、それとも鋼牙を信じるのか? 零の出した答えは…。

カオルがホラーの返り血を浴びてから、100日目が近付いていた。
生死の境を彷徨うカオルを目の当たりにした鋼牙は、 魔戒法師でなければ入れない『紅蓮の森』へと向かう決意を固める。
昼夜問わずホラーが跋扈する禁断の森。
そこには、数々の罠が仕掛けられていた。
果たして、鋼牙は『ヴァランカスの実』を持ち帰る事が出来るのだろうか?

美術館を警備中の警備員が、謎の男によって殺害される。
謎の男は、偶然を装い、街でゴンザに接触。
鋼牙に宛てた挑戦状を、ゴンザの懐に忍ばせる。
挑戦状を見た鋼牙は、罠と知りつつ、指定された場所へと急ぐ。
ザルバは、その場所に入った途端、ホラーの気配を感知。
次の瞬間、無数の影が鋼牙に襲いかかる。
謎の男の目的は、一体何なのだろうか?

カオルの首筋に浮かび出た、謎の紋章。
ゴンザが魔導書から発見した、紋章の秘密とは?
絶望するカオルを勇気づける鋼牙。
希望を持ち始めた2人の前に、黒いマントの不気味な男が現れる。
目を疑う鋼牙とカオル。
2人の幼き日の記憶に残るこの男の正体は?

カオルの首筋に刻印をつけ、鋼牙の父・大河を殺したのはバラゴだった。
東の番犬所に乗り込む鋼牙と零だったが、既に三神官達の姿は無い。
そこで零が見つけた小瓶の秘密とは?
絵本の最後のページを描こうとキャンパスに向かうカオル。
そんなカオルを訪ねて来た人物は何者なのか?
バラゴを追う鋼牙の前に、邪美の仇・コダマが立ち塞がる。コダマに対し、なす術の無い鋼牙は、怒りにまかせて禁断の力を使おうとする。

カオルを連れ去られた怒りと、邪美の仇・コダマへの復讐心が、 鋼牙を暗黒へと導き、心滅獣身へと変貌させてしまった。
寸前の所で鋼牙を救った零と共に、2人はカオルが捕えられている最上階を目指す。
エントランスに待ち構えるガルムもまた、実子・コダマを殺された復讐心で鋼牙達に襲いかかる。
零は、ガルムと対峙し、鋼牙をカオルのもとへと急がせる。
最上階に上がった鋼牙は、バラゴによるメシア召還の儀式を目の当たりにする。
一方、ガルムを追う零が見た、信じられない光景とは?
メシアに苦戦する鋼牙。
祈りをこめて絵を描きはじめるカオル。
その思念が通じたのか翼人となったガロはメシアを撃破。
すると胎内からキバが復活!
鎧を召還できずに苦しむ鋼牙。
ザルバは身を捨てて魔界の空間を切り裂く。
降臨した魔天使から鎧を得た鋼牙はキバを討つ!