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月とライカと吸血姫

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これまでのお話
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第12話「新世界へ」

人類初の偉業を成し遂げたレフ。首都の広場で行われる凱旋式典には大群衆がつめかける。
その式典で、英雄のレフは全世界へ向けて史上初の宇宙飛行士として挨拶をする。
一方、イリナはアーニャの助けで病院を抜けだし、レフに会おうと広場へ走る。
レフの挨拶は政府の検閲済みで、ただ国家を礼賛し、イリナを歴史から抹消するものだ。本当にこれがレフの望む結末なのか。それを聞いたイリナは何を思うのか。共に宇宙を目指した二人の未来は――

第11話「嘘と真実」

1961年4月12日、ついに出発の時。ミハイルとも和解し、様々な人々の想いを背に、レフは人類初の飛行士として宇宙へ旅立つ。
ノスフェラトゥ計画によりイリナがレフに与えてくれた、たった一つの宇宙へたどり着く道。大気圏を抜け、更にその向こうへ――打ち上げは成功する。
レフは静かに地上へ、そしてイリナへと語りかける。
かつて彼女が自身に伝えた宇宙の景色を。吸血鬼であるがゆえに、存在を黙殺された史上初の宇宙飛行士の言葉を――

第10話「冷たい春」

『共和国軍の日』の休日、レフはイリナと街に出る。映画を見たり、湖畔でイリナ手作りのホロデーツを食べたりと、さながらデートのよう。急速に近づく二人の距離。しかしイリナは、心ひそかにレフとの哀しい別れを予感していた……。
そして、いよいよ有人飛行の実施へ。最終候補として選ばれたレフとミハイルは、公開用の記録撮影のため首都サングラードへ向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、あのリュドミラだった。

第9話「サングラードの白薔薇」

レフは『ミェチタ・シエスチ(夢の6人)』に選抜され、ミハイル、ローザと共に宇宙飛行士第1号の座を争うことになる。連日苛酷な訓練が続くなか、上空からのパラシュート降下中に失神したローザを、レフは命がけで救助する。
一方、国家上層部ではイリナの処遇について議論が交わされ続けていた。そんななか、アーニャと街に出たイリナを暴走自動車が襲う。
自分は廃棄処分されるのだ――イリナの心に死への恐怖が刻まれていく。

第8話「乙女の祈り」

様々な困難を乗り越え、イリナは宇宙から無事帰還した。しかし、その初の偉業が公に称えられることはない。むしろ秘密を知りすぎた実験体として、国家上層部からその処遇が検討されることとなる。
一方、レフはイリナの監視役を解任され、晴れて補欠から宇宙飛行士候補生の一員に戻る。これからは卒業試験に向けて、厳しい訓練に打ち込まなければならない。
共に宇宙を目指した二人の道は、様々な思惑により少しずつ分かれてゆくのだった。

第7話「リコリスの料理ショー」

いよいよロケット打ち上げの当日。レフだけがいないが、準備は着々と進んで行く。航行中、イリナはコールサインの『リコリス』で呼ばれ、機密保持のため、宇宙での状況も料理のレシピで伝えなければならない。
イリナの打ち上げは無事成功し、管制室にイリナがレシピを読む通信が入ってくる。予定通りの通信で終わるかと思いきや、イリナは茱萸の浸酒の作り方を伝えてくる。それはイリナからレフへのひそやかなメッセージであった。

第6話「吸血姫」

訓練中『パールスヌイ6号』の事故現場を見てしまい、そのショックから自身も実験動物と同じ末路をたどる悪夢を見るようになったイリナ。一切食事もとれず、ついには訓練中に倒れてしまう。吸血鬼の彼女を回復させる方法はひとつ。それは人間の血を与えること――レフは病床のイリナのため、自らの血を与え、彼女の回復を図る。
打ち上げまであと数日。無事に回復したイリナは訓練に励むが、遠心加速器の訓練で思わぬ事故が起きる。

第5話「離ればなれの訓練」

打ち上げまであと14日。イリナは無響低圧室での孤独訓練に入った。その間、レフは候補生たちと訓練を共にすることに。
そんな折、サングラードからゲルギエフの代理で政府高官のリュドミラが視察に来る。候補生たちに発破をかけるも、彼女は訓練の視察を早々に切り上げると、ノスフェラトゥ計画の実験体であるイリナの近況に興味を持ち、レフに案内させ、訓練を興味深げに見つめる。そして、イリナはついに単独でのパラシュート降下へ挑む。

第4話「湖の誓い」

イリナの打ち上げが12月12日と決定した。訓練も残り3週間。期日が迫るなか、イリナとレフは街へ息抜きに出かける。
イリナにとって夜の街は目新しいことばかり。レフ行きつけのジャズバーで茱萸の浸酒を味見したイリナは酔っぱらってしまう。その後、湖でスケートを楽しんだイリナは、レフに自身の過去と吸血鬼に伝わる伝説を打ち明ける。
イリナの想いに応えたい。全てを知ったレフは必ず彼女を宇宙へ連れてゆくと誓う。

第3話「夜間飛行」

訓練を始めて10日。全てにおいて優秀な成績のイリナだが、高所恐怖症のため、宇宙飛行士には必須のパラシュート降下だけがうまくいかない。もしイリナが挫折すれば、既に秘密を知りすぎた彼女は国家に処分されてしまう。なんとかして高所恐怖症を克服させなければならない。
高所は危険であるという動物的恐れを星空の美しさという良いイメージで上書きすれば、きっと恐れも吹き飛ぶはず。レフは一計を案じ、イリナを夜間飛行へと連れだす。

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